心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年04月22日(月) 臨時代行お役御免

結局300行ぐらい書いてなんとかなりました。
出張が続くので、月曜日の朝一番からの出勤は無理です。なぜかというと医者に行くからです。アルコール依存だけの人はうらやましいですね。抗酒剤と縁が切れれば、医者に行く必要はなくなるから・・・。
まあ、ひがんでも仕方がありません。ともかく、月曜日の朝一番にレポートを出すのは無理なので、上司の机の上に、結果のハードコピーを置いて帰りました。その件については何も言われなかったのですが、午後の雑談のついでに、「ああ、朝一番でお客さんから電話があってね、目の前に良い結果がでているから、安心してもらえたよ。助かった。サンキュー」といわれました。エンジニアにとっての、最大の賛辞は、自分の仕事の結果が「誰かの助けになる」ことですから、これ以上の言葉はありませんね。
もっとも、これは社内ならではの話であって、高いお金を払ってくれるお客さんが、感謝の言葉を残してくれることは滅多にありません。「役に立って当たりまえ」それが、この職業の本質です。いや、どんな職業でも共通か。
「奥さんが発熱しているので、ミーティングに来れない」と言うスポンシーを、「あなたが家にいて、何かの役に立つの?」と冷たく言い放って、迎えに行きました。そして、月末なのでビジネスミーティングで、今まで僕が臨時で務めていた、チェアマンと代議員として、彼を正式に選出したのでした。
は〜、やれやれ。でも、グループやAAのために、日常生活の中から何かを削っていれば、確実に大きな「何か」がもらえるのも確かです。彼に恵みあれかし。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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