心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年08月27日(火) Noと言う勇気

日曜日の夜(正確には月曜日の朝)。 眠れずに起きていました。
仕事のためには、一刻も早く寝なければいけません。 でも、眠れないのです。あせれば焦るほど眠れない。 いや、本質的には、眠りたいのに眠れないのじゃなくて、眠りたくないのかもしれない。 仕事もしたくないし、他のこともしたくない。無理にやらなくちゃいけないと考えるほどに、なんとなく心の奥から湧き上がってくるのは飲酒欲求でしょうか。 飲んでしまって、何もかも滅茶苦茶になってもかまわないから、この現実から逃げ差ってしまいたい・・・。自分の好きなこともできずに、忙しいばかりの毎日。
でも、「自分の好きなこと」「やりたいこと」って何だろう?

そう考えて見ると、やりたいこと=すべてを自分の思い通りに動かしたい、といういかにもアルコホーリクらしい考えでしょうか。今「やりたいこと」ではなくて、「自分に必要なこと」は、休息です。(どうなろうとかまわないから、一日休んでしまおう) と決めました。

「なにかあったら、電話してね」と会社にいっておきましたが、さすがに非常事態でないと電話は来ません。 そのかわり、メールを転送している携帯電話がピロピロ鳴ってうるさいので、電源を気って寝ていました。 ミーティングも休みにしました。過労で抑うつ状態というやつです。 自分の能力以上のものを自分に求めるのは、傲慢でしょうね。火曜日の午前中まで休んだおかげで、いろんな約束がキャンセルされてしまい、いろいろと迷惑をかけてしまいました。

開き直って電話をかけ、納期を一週間延ばしてくれと頼みました。 相手は憮然としながら、同意してくれました。
Noと言う勇気。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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