心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2002年11月04日(月) 先行く仲間

僕がステップの4・5を終わらせたのは、ソブラエティが2年半ぐらいのときでしたから、AAの中ではかなり遅いほうでしょう。 周りからも、スポンサーからも「飲まなければいいというものではないぞ」と脅されすかされながらの実践でした。(皆さん心配してくれてありがとう)。それが終わったと報告したときには、スポンサーは手放しの喜び様で、「俺の役目もやっと終わった」と肩をなでおろしていたようでした。 その後は二人の距離は広がっていってしまうのですが、当時にもらったアドバイスは今でも忘れていません。 それは、彼自身がスポンサーからもらった言葉として僕にプレゼントされた言葉でした。

「『先行く仲間』にはなるなよ」

それが具体的にどんな意味を示すのか、解説をしてはくれませんでしたが、僕には常なる戒めとして残る言葉です。 自らの回復を誇るような高慢に陥るなよ。 楽に生きていけるようになったからと言って、あたかもそれが自分のなし得たことだと思うなよ。 いつも苦しむアルコホーリクから目を離すなよ。新しい仲間からもらえる恵みに感謝しろよと。 一緒に苦しめ。 専門家になるなよ。年数なんて何の意味もねぇぞと。いつでも新しい視点を加えてくれる言葉として大切にしています。これほど実践の難しいこともないですね。

「タダで貰ったものは、タダで返せ」

回復に値札はついてないんです。 でも、タダより高いものはなし。



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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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