2001年05月22日(火) |
嫌なものは、ゴミ箱へ |
嫌なもの、邪魔なものや、都合の悪いものは、人はだいたい、 ゴミ箱へ投下する。自分の目の前から、そのもの自体を消そうと する。…そうして、目の前から消えれば、そこには最初から 何もなかったような空間が広がり、罪悪感や不快感も、心から 消えて行ってしまう。
…だけど、問題はいつでもあり続ける。 本当は、見えなくなっただけで、必ずそこにあり続ける。
無くなった、気がするだけ。
汚い物は、見えなければいい。 ゴミが何処かで溢れようが、自分の身の回りが綺麗なら それでいいの。…そう言って、みんなが何処かへ、汚いものも、 不快なものも、何処かへ寄せて、安心している。
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