JERRY BEANS!!

2001年09月02日(日)

生きているのは、不安でしょうか。
私は寝るのが恐いと思います。

このまま眠って、明日はもう目が覚めないかも知れない。
今あるこの手も、明日になったら無いかも知れない。
もしかしたら、今感じる全てのものが、虚構の物で、もう一度
目が覚めたら、自分は全く違う「物」であるかも知れない。
こんな事は、思い出したら切りの無いもので。
だから、思ってしまうわけで。

私の部屋には、日記がある。ごくごく稀につけている物で、
中学から書き始めて、今ですらようやく二冊目に入ってすぐくらい
の、本当に不定期なものだ。これは、私にとっての遺書のような
物で、生きていて辛いと思ったときや、心が深く動いた時に
付けている。だから、遺書のような物だと私も思う。

私が死んでも、私が思った事が残るようにと、
もしくは、私が生きていた証拠になるようにとそう思って、書く。

辛い事帳のようなものだから、辛いなと思ったときに表紙を開いて
中を見る。どんなに辛いと思ったことも、過ぎ去ればこんなふうに
生きていられる、と、少し安心して、少し落胆する。
人生は一生かけて、up&downなのだと、思い知らされるから。

今はこんなふうにネットに感情を吐露しているので
日記の活躍もそんなに頻繁では無いけれど、あの日記…、
いつか人の目に触れてしまうのだろうか…と思うと、少し恐い。

ここに載せるみたいな文ではなくて、文字も文章も整っていないもの。
私の感情がストレートに文字に反映しているもの。ただの書きなぐりだ。
もしも死んだら、あれは私の柩に入れて、宜しかったら一緒に
燃やして欲しいと思います。誰かの、目に触れて欲しいような、
欲しくないような。死んでからも何か残してしまうのは、
何となくやるせなく思うから。

覚えていたら、で良いのだけれど。


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