JERRY BEANS!!

2004年11月18日(木) 目と目と目

小さな頃から、人の目の中で育った方だ。

実家が自営業で、祖父母、両親、兄妹、家族は勿論、
従兄弟や叔父叔母、従業員さんや客人、同業者、関連業者さんなど、
本当に、人が多く出入りして集まる家に生まれて、
色んな人から少しずつ構われながらのんびり大きくなった事を、
今になってとても恵まれていたんだと思う。

その目の数だけ、たくさんの道標を知るから。

誰からも、見られずに育つ事、
一人の目しか得られず、選択権が無く育つ事は
考えただけでも息が詰まる。

人の目は、見られる対象を既定する。
例えば、期待の目で見られた子供が「そうであろう」と知らずに努力するように。

知らずに、子供は見る人の目を見返す。
相手の目に手を引かれながら、自分を確認しながら生きてるんだ。


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