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2001年11月25日(日) ■
とりあえずの日々-「LOVELESS」-


もしかしたら半病人とはいえ、最近の生活態度はあまりに酷すぎる。
我ながらダメ人間の生活を送っています。うう…。

あんまりなので、放置プレイどころか腐乱しそうな家頁を改装してみようかと。
ちょっぴり外面を良くしてみた。自分的に。(HOMEから行けますよ)
あとは毒キノコが群生するような「腐海」というコンテンツを考えています。
あれって毒に侵された地上を浄化するシステムでしょう?((C)ナウシカ)
私も少しは毒を吐き出すことで清らかに…ならんでしょうが、良いではないか!

考えてるだけで満足しちゃって、発展しないのが悩みのタネです。

今月は「Gファンタジー」の高河ゆんの読みきり「LOVELESS」が超オススメです。
前編なんで、来月まで鼻息も荒く待っている次第です。
この人の書くマンガはなんていやらしいんでしょうか。
今回も手を握るとか、せいぜいキス止まりなのに、すんげぇ悶絶しました。
てゆーか、ネコミミ少年っすよー。
死んでしまったお兄さん(またもや!)が美人でイカス。
失速しないと良いな。(ガックリすること多々ありだからね)
来月落さないでねー。(これが最も心配)

しかしこの雑誌、すごい厚みです。
遠くで買ってしまい、持ち帰るのが大変でした。
他に、うっかり「ツイン・シグナル」の最終回が載っていたりして、涙しました。



2001年11月14日(水) ■
「本の雑誌」って、こんなにヘボかった?


この頃、同居人がオレンジページとレタスクラブを欠かさず買っている。
熱烈な愛読者とかそういうのではなくて、ただ帰りの電車の中で頭を使わずに見られる雑誌がそれら
だったから買っているそうだ。
実は、車内で一度寝たらもう二度と目覚めない恐れがあるから、とにかく眼を覚ますモノとして雑誌が
必要らしいです。
細かい記事はダメ。眼が疲れて寝ちゃうから。難しいのもダメ。
それで、主婦雑誌ならなんとか起きていられるんですと。写真ばかりで読むとこないし。
雑誌の名前が違っても、広告まで寸分違わず同じだったりして、おかしいです。

昨日はオマケに「本の雑誌11月号」を買ってきていた。
なぜに? 理由は特にないらしいが…。
そして、その内容があまりにヒドかったので、ここに物申しておきたいと思った次第です。

昔チラリと見た印象としては、「本の雑誌」ってトンガった内容だったように思うのです。
椎名誠とおじさん仲間達でワイワイ作っているような、それでいて言うことはきちんと言っているような
そんな雑誌ではなかったですか?
それがね…。

雑誌の方針は、全く変わってないのかもしれません。
私の受け取り方が以前とは違うこともあるでしょうし。
それらを差し引いても、すっげーつまらん内容だった! ちょっと衝撃を受けるほどに。

11月号の特集は“本屋さんに行こう!”でした。
これがもう壊滅的に面白くない。いまどきネットで検索すれば、もっと面白い人物を探せるだろうに、
とても庶民的かつ毒のない人達ばかりの談話がまとめられているだけ。(身内ってこと?)
“本屋さんにお願い!”という最も力が入るであろう記事なんて、“本誌読者18人の要望”ですよ?
なんの意味があるのか? 仲良しノートじゃないんですよ?
しかも特定の図書館や書店に対する“お願い”ばかりです。
そんなもんは、直接、店長や館長に手紙出せよ!と、突っ込まずにいられましょうか?

本屋で売っている雑誌の記事ですよ、これが! 信じられない幼稚さ。
初めて「ダ・ヴィンチ」という、書評というより、本の広告雑誌が出版された時も驚いたけれど、
あれはまだ“身もフタもない”という編集方針(かどうかは定かではないが、そう見える)があるせいか
まだ見るところがあると思うのです。少なくとも“カタログ的存在”にはなっている。

「本の雑誌」11月号には、イライラする記事が多くてアゴ外れそうになるだけです。
特集はインタビューや座談会をまとめただけだし、他の連載記事にいたっては、ほとんどが“日記”で
占められているのです。
これで良いの?
良いと思っているのだったら、かなり厭。

結局、良い本屋にするためには美人の店員を置けとか、そんな意見を堂々と載せている。
そりゃぁ私だって相手が美人でなくとも、キレイな整った男女であれば嬉しいですよ。
だからって、それをこういう雑誌の特集で言うようなことですか?
店員の美醜が本屋の運命を左右するとでも言いたいのでしょうか?
「本の雑誌」って、そんなに薄っぺらい気持ちで作られているの?

署名記事にしても、覇気がない文章ばかりだし。
最近、私は大森望が嫌いになってきた。
「新刊めったくだガイド」のSF担当で入ってるんですが。
私の愛するキャラクター姉川孤悲をアンジェリーナ・ジョリー(映画「トゥーム・レイダー」ララ役)
なんかと一緒にするな! というか、イメージ貧困すぎ!
他の本についても、私にとって耐え難い記述があったりして、怒りに包まれました。
いくらわかりやすいからといって、すぐにハリウッド“バカ”映画を引き合いに出さないで欲しい。
イメージは人によって違うものだし、それを自由に思い描けるところが、小説が持つ素晴らしい力だと
私は思うのです。
その力を、ありきたりのモノで押しつぶさないで欲しいのです。

ふぅー。なんか、思い出すだけで腹たつなぁ。
もう二度とこんな雑誌は買わんでよし、と心から思いました。
今後、あの人は「本の雑誌」で書いている、と聞いたら、かなり印象悪くなるに違いないです。
私が唯一信頼する翻訳者である風間賢二は、どこで書いていても認めるけれど、ね。
(ファンタジー・ホラー系の新刊ガイドを担当しているのです…)

ひとつだけ、この雑誌を読んで有用な情報がありました。
朝日ソノラマからハードカバーで神林長平の新刊が出るという、数行の文章。
もう出ているのかな? すぐに調べなきゃ!



2001年11月13日(火) ■
素敵な男性ヤオイ作家、野阿梓サマ


早寝早起きが身についているので、やたらに早く眼が醒めてしまう…。
寝てからそんなに経ってないのに。年寄りってこと?
とゆーか、階下の工事がうるさくて寝てられん! カステラ!

そんな環境でも本は読みます。
とうとう読み終わってしまった!

「ソドムの林檎/野阿梓」
どれも同じ世界の違う場所を舞台としたお話三編から成る短編集でした。
ただし一作めの「ブレイン・キッズ」はテロリスト・ネットワークの話でちょっと毛色が違います。
二作め「夜舞」は短いけれど、非常に濃密な話。
三作めが私の好きな姉川孤悲の話、「ソドムの林檎」です。
「バベルの薫り」でも出てきていたジョージクという少年と、いかにして孤悲は出会ったか?という
ストーリーなので、そうだったのか、という驚きで嬉しかったです。

デティールの緻密さを、科白の格好良さとキャラクターの存在感を味わって欲しいと思います。

そして、野阿梓といえばやはり“両性具有”“近親相姦”がお約束でしょう!
今回ももちろん登場します。しかも王子様だったり、霊能力者だったり。
散りばめたキーワードだけでもドキドキしますね。
孤悲のためらいのない暴力性に眼をひかれがちですが、脇を固めるオヤジキャラも良いものです。
オリエンタル美青年もいますし。

一作めは毛色が違うと書いたけれど、良く考えると女テロリストがとある事件で少年を拾うことになる
話なので、流れとしては「ソドムの林檎」と同じ展開でした。
“年上の女に拾われる少年”というパターンがお好みなのでしょうか?
しかも間違いなく少年は何らかの“暴力”(テロ集団だったり、王族だったり、マフィアだったり)に
抑圧されている立場にあります。“暴力”=“男性”と見てもらっても良いかもしれません。
そして、ただの暴力じゃありませんよ。うふふ。

これほどスタイリッシュな文体のヤオイ作家が他にいるだろうか?

思わず「バベルの薫り」も読み直し始めてしまいました。



2001年11月12日(月) ■
ソツがなさ過ぎて惜しい「ボーイソプラノ/吉川良太郎」


土曜日は飲茶大会でした。
中華街で買い込んでおいた餃子やら春巻やら肉まんを、一気に皆で食べたのです。
一袋に水餃子50個ぐらい入ってるのに、700円とか、もうバカ安。
お店で食べるのも良いけど、まとめ買いしておウチで皆で食べるのも楽しいですよ。
ちゃんとしたものだし、味もお店のものと変わらないんじゃないかな。
蒸すだけ、揚げるだけ、茹でるだけ、でとても豪華な飲茶になります。
あー、また中華街に買い出しに行きたい…。

しかし、私は客人に風邪をうつされたのか、ひいちゃったのか、熱があるですね。
ううう。でも本は読む。

「ボーイソプラノ/吉川良太郎」

6月2日の日記を見ると、どうも私は作者を毛嫌いしているような印象を受けます。
まぁ著者近影が気に入らなかったのかな。今回も同じ写真を使ってるので、呆れてますが。

さて本作はデビュー作「ペロー・ザ・キャット全仕事」と同じ設定の場所が舞台となっています。
主人公は前作でチラリ出てきた探偵のヴィクトル・デュボワ。
ペローや凄腕のボディガード美女シモーヌなどの人々も引き続き登場します。
今回はタイトルにもなっているボーイソプラノの持ち主アンジェロ君がなんとも初っ端から司祭の
“愛人”という肩書きで狙ってますなぁ。

ストーリーはやっぱり、ごくオーソドックスなもので、新人としては“ソツがなさすぎる”感が強いです。
煮え切らないハードボイルドの出来損ないという印象かな。
前作が“メガテンの香り”がするとすれば、本作は“押井守の香り”。
映画「攻殻機動隊」系などが好きそう。(あくまで映画、ね。士郎正宗ではない)
「犬には犬の意地がある」とか。押井テイストがちらほら。

舞台である、フランスの暗黒街“パレ・フラノ”は、何かというとカブキチョウとか、魔界都市<新宿>に
囚われている話が多いのに飽きている者からすれば、魅力的なイメージがあります。
街の平和を維持するために暗躍するナチスまがいの私設警察や、正体不明のボスである、パパ・フラノ。
雑多なイメージはありきたりかもしれませんが、確かに街がいきづいているような気配はあります。

もう少し、この世界の話を読んでみたいかな。

6月2日に書いた時は、今一つ受け入れられなかったのですが。
すいません、これはそこそこ面白かったです。脇役のオヤジがいい味出してます。

で。その後に野阿梓を読みました。

打ちのめされた…。
ホンモノは違うなぁと思うことしきり。
こういうのを読んで、出直して欲しいよ、全く…。



2001年11月10日(土) ■
いつものように、たくさん日記をupしました…


ふぅー。ヤレヤレ。
雨が続いてイヤですねー。

またもや、11月初めの何日分かの日記をupしました。
本来のページの方は…。
もうちょっと、もうちょっとなんだ!
と、言いつづけて半年が過ぎてるけど。

ホントにもう少しなんだよー。
オオカミが来るぞー。





2001年11月09日(金) ■
最近読んだマンガ(たくさん)の話。


昨日の“どっちの料理ショー”は、珍しく私が応援している方が勝ったので、嬉しかったなぁ。
ちなみに『おでんと茶飯定食』を応援。(もひとつは『豚汁と焼おにぎり定食』でした)
いつも同居人と熱い勝負をしてるのです。勝っても、何もないですが。
それに私が応援する方は負け率高いんだなぁ。不思議。
しかしあの番組は見ていると、本当にお腹が空きますねー。
見終わると10時過ぎだというのに、そっとおにぎりを作って食べてみたり…。ううう。太るって!


清らか生活の反動で色々読みまくってます。
最近買った(手元に置いておくというからには気に入っているもの)マンガをいくつか。

「同細胞生物。/夢花李」(大洋図書)
この人の繊細なペンタッチ、きれいな線が大好きなのです。
今までは小説の挿絵で2、3見たことがあっただけだったので、コミックスが出ないかなぁと思っていたら、
“CRAFT”で書いていたのですね。マイナーながら、近頃大洋は良い本出してるなぁ。
ストーリーは、はっきり言って特に内容はないのですが、やはりなんといっても線の美しさが魅力です。
とても若い人だと思うけれど、絵的には高河ゆんの系統ではないですかね。天使の話も書いているし。
時々、登場人物の見分けができないぐらい絵のパターンに乏しくとも、つい手に取ってしまう絵柄。


「夜の童話/紺野キタ」(ポプラ社)
以前「田園少年」という本について書きました(10月3日の日記参照)。
今回の本は同人誌で書いていたものを1冊にまとめたもののようです。ほのぼのした短編集です。
この人は無理にボーイズ系にするより、こういったちょっとファンタジックな話を書いていた方が良いですね。
夢路行とか、初期の今市子が好きな人にはオススメ。
さりげなく書かれたモノローグが、かっちょ良くて泣ける。
例えば…初版の帯にも使われている“夜の童話”という話から。

君は
一篇の詩
一篇の物語
私のために
書かれた
夜の童話

美しい妻と可愛い娘、と人も羨む恵まれた環境に暮らす、中年サラリーマン達川が雪の日に出会った“猫”。
それは“貸猫屋”から逃げ出した猫だった。なぜか達川に猫がなついてしまい、“貸猫屋”の少年は見つけてくれた
礼に何か願いを叶えるという。達川は少年を信用しなかったが、人生で唯一叶わなかったもの…「初恋」を願う。
ある晩、駅前にひとりの少女が座っていた。見知らぬ少女でありながらも、なぜか懐かしさを覚える達川。
そして唐突に思い出す。その少女こそが、達川の「初恋」であったと。

で、まぁ上のモノローグになる訳ですよ。
くぅー、かっちょええ!
同じポプラ社からは「ひみつのドミトリー」を初めとするシリーズも出ているので、そちらは有名だと思うのですが、
この本も良いのですよ。取り寄せてでも買う価値、あります。
オヤジ(ジジイ)と少年が鼻血出るほど、素敵です。絶妙なペンタッチ。


「ぴかぴか Brand-new day/依田沙江美」(徳間書店)
紺野キタは無理してボーイズ系を書いている気配があるけれど、無理せずともそういった話になってしまうのが、この人。依田沙江美です。
絵柄も話も明るいのに、なぜかいつも妙にエッチくさいのですね。不思議だ。
そして、やや話の展開にも不思議なリズムがあります。そこを“面白い”と取るか、“わからん”で投げるかで好き
嫌いが別れるのでしょうが、私はわりと気に入ってます。
この本に限らず、この人の書く高校生ぐらいの少年達が、可愛いし、ちゃんと子供らしくて好きだなぁ。


「Figures/小笠原宇紀」(光彩書房)
この出版社を見て“ニヤリ”としたら、もはや手遅れなカンジ…。
や、でもこの本はそんなにすごい内容じゃありませんよ。
私は本屋で見るまでこの人を知らなかったのですが、超絶CG絵の数々に驚きました。アナログ絵も素敵。
何よりこのデッサン力というか、アングルが…凄いよ!としか表現できません。うーん。
雑誌のテーマであったのか、ほとんどが“緊縛絵”なんですけどね。
その表紙だったカラー絵と、何編かのマンガが収録されています。
マンガの方も凝った設定で、もっと長いものを読んでみたいと思わせるところで終わってしまっているのが残念。
まだ調べてませんが、現在は何をやっておられるのでしょう?
とにかく、絵が美しすぎる…。


「傀儡戲/高橋明」(集英社)
雑誌がツブれてしまい、どうなることかと思っていた「傀儡」が、集英社に拾われてくれて良かった良かった。
もともと絵は上手いから、確かに集英社向きではあったけれど…。(特にウルトラジャンプは混沌としてるし)
その“仕切り直し”たのが、この「傀儡戲」ですが、世界観などの設定はあまり変わってません。
ところが登場人物が前作をなぞりつつ、まるで違う!
私には嬉しい変わりぶりでしたが、これは…男のヒトは読んで楽しいのだろうか?
まぁ、そういったヤオイ・テイストな話に思えました。女の子も出てくるけど。
「傀儡」でも主人公を喰ってた存在感だった謎の医者が、本作では遂に主役に出世。
名前は同じでも、今回は医者じゃありません。威(ウェイ)という青年なのですが、まぁ言うなれば「ゼノギアス」
でのシタン先生みたいな人だったのが、やや若返って戻ってきたという感じですね。
この人の絵はベタがとりわけ美しいのだけれど、あまりに似た感じのキャラが多くて、やや見分けがつきにくくな
りがちなのが惜しいところ。
さらに黒コート着用のキャラが多いので、画面の黒さが際立ちます。
単行本は白い紙に印刷なのでまだしも、雑誌はツライかもね…。線がツブれそうだ。


他にはいつも買っているジャンプ系とか、“第一部完”の「Peace Maker」(ちゃんと再開するの?)とか。
ホモ小説もいくつか買っておいたので、そのうち何か感想を書くやもしれません。

そろそろ、下の階のペンキ臭が強くなってきたので出かけないと危険です。
本来のページをどうにか更新したいものですのぅ。(どこ吹く風調)



2001年11月08日(木) ■
数年後、突然わかってしまったあの曲


東京に戻ってきたら、下の家が全面的に改装&改修していて、大変うるさいです。
そして、昨日は塗装していたのか、シンナー系の危険な匂いがウチにも充満して
きてぐるぐるでした。
今日もまだクサイなー。
カステラぐらいもって、挨拶に来んかい!と思うぐらいには迷惑である。
なぜカステラかというと、今私がもらって嬉しいものだから。文明堂より福砂屋。

部屋の片づけを再開し、なんとか机の上が平らになりました。
謎のメモやら領収書などの紙類が山積みになってたのです。
全部まとめてダンボールに叩き込んでやったぜ! あー、スッキリ。

中で気になった紙束があったので、読んでいたら。
「ゼノギアス」の初プレイ時の印象が書いてあるメモでした。もう3年ぐらいたつのか?
(ハッ! ということは、3年間机の上を片づけてなかったと…いうことに……)

『シェバトの曲、何かの曲に似てるんだよなー。気になる』

と、書いてありました。

かなり後半になって出てくる、空に浮かぶシェバトという街があるのです。
そこはかなり昔に色々とあって、今ではもう滅んでしまった街で、遺跡のようになって
かろうじて残っている。
イメージとしては、まんまラピュタですかねー。
(ここに至る直前の“バベルタワー”というマップには泣かされた…。クレーンに飛びつけなかった人、
全国に多数いると思われます。ボス戦も続くしツライのよ)

懐かしいなと思いながら、早速サントラを発掘して、聞いてみたところ…。
その曲には「風が呼ぶ、蒼穹のシェバト」というタイトルが付いています。
うーむ。これは…アレですね。
「カリオストロの城」のラスト近く。
城の時計台が沈んで、湖から水が引いていき、古代の遺跡が水底から現れていく…。
あの曲だよ! ほんと、そっくりじゃん!(「カリ城」未確認なので、違ったらスミマセン)

などということに、今日、突然気づいてしまいました。
「ゼノギアス」は本当にオタク・アイテム満載であるということが、
またこれでひとつ証明された訳ですね。



2001年11月06日(火) ■
さっそく図書館でいろいろと借りてきた。


東京の夜道は明るいなぁ。
懐中電灯を持ってなくても歩けるし。
しかし、歩行者も自転車も横暴な行動しますな。すれ違う時、お互い避けない。
ちょっとぶつかった程度じゃ謝りもしないし、イヤな感じの無神経さがまた気に障るですね。
こういう些細なストレスが、都会の人の人間性を奪っているのだと思うのですが、どうか?
まぁ、いちいち反応していたらもたないから、非人間的になっているのかもしれませんが。

さて、今日は久々に図書館に行きました。
予約しておいた本も届いてるし、たくさん借りる意気込みで。

借りた本
ソドムの林檎/野阿梓
もう消費すら快楽じゃない彼女へ/田口ランディ
馬鹿な男ほど愛おしい/田口ランディ
熱血ポンちゃんがきたりて笛を吹く/山田詠美
アザラシのカンニングペーパー(写真集)
おへそがえるのごん/赤羽末吉(絵本)

田口ランディは読んでいて「おお」と思うところと、変に癒し系で作り物めいたところが混ざっているので、
かなり読むのに疲れる作家。
わりと口調が強いから、それが人々に受け入れられる要素のひとつなのかなと思っています。
皆、誰かに「あなたは今こうだけど、実はこうなんだよ」と言われたがっているからね。
私は田口ランディみたいな人を、“磁力の強い人”という分類にしてます。
生きること全てにパワフルで、常にポジティブな姿勢を貫く人。
自分にくっつくものは拒まないけど、くっつかない(合わない)ものをはじき飛ばす強さも持っている。
こういう人が宗教を興したりすると、結構うまくいくと思う。私は疲れるから近づきたくないけど。

対して山田詠美は…。
初めて「蝶々の纏足」を読んだ時、この人は凄いものを書くかもしれないと思ったけれど。
なんだかもう最近はダメではないですか? 私は全然読んでない。
この本も、語り口からしてもう入り込めず。チラリ見て、読んでない。このまま返すかも。

そして。
今回もっとも素敵なのは、絵本の「おへそがえるのごん」ですね!
あまりに気に入ってしまったので自分でも買おうかな。
赤羽末吉は有名な絵本作家ですが、これは知らなかった。
「スーホの白い馬」と言えば、誰もが目にしたことがあるでしょう。
あの超切ない話を書いている人ですよ。
面白い絵本もたくさん出しているのですが、これは特に良いです!
おへそのあるかえる、ごんが主人公なんですが、のびのびと描かれたかえるの手足。腹のライン。
どこを見ても、かえるマニアにはたまらん本になっております。
話もさることながら、ごんの愛らしくも艶めかしい(マジ!)姿態の数々をご覧ください…。
たこのお化けもかわいいですよ。

野阿梓は大好きな「バベルの薫り」の流れを汲むものなので、ゆっくり読むつもり。
「バベル…」の主人公(だと思うんですが)姉川孤悲という霊能者が良いのですよ。
かつて同じ作者によって描かれたテロリスト、レモン・トロツキーを思い出しつつ、何度も読み返している話です。
というか、話が込み入っているので何度か読まないとわからないのが本当の理由なんですが。
一時期、谷甲州の「エリコ」が話題になったことがありましたが、「バベルの薫り」を読んで出直せ!と憤った記憶
がありますなぁ。
だって、オヤジのドリーム満載なだけの話だったんだもん。あれは、ひどい。
「バベルの薫り」自体は、男のヤオイ書き野阿梓の面目を果したというか、超能力者だの、近親相姦だのテンコ盛り
で面白いです。読むのがちょっと大変だけどね。

活字がたくさんあるって、嬉しいなー。


さらに別の図書館で借りた本、の一部
東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ/遙洋子
ボーイ・ソプラノ/吉川良太郎
ペロー・ザ・キャット全仕事/吉川良太郎


「ボーイ・ソプラノ」は日本SF新人賞受賞後の2作めだから、前作(6月2日の日記参照)も一応借りておいた。
前作についてはあまり感心しなかったんだけど、また同じ町の設定を引き継いでいるらしいので。どう出ますかね。
今気づいたのは、この日本SF新人賞って、あれか。「M.G.H. 楽園の鏡像」が一回目にとったやつか。
ネットは三雲ファンが多いから叩かれるかもしれんが、アレはどうかと思うぞ?
設定は“SFちっく”だが、話が…ヤバイ具合にステロタイプだという。読後、ガックリしたです。

「東大で…」は軽い読物かと思ったら、意外にしっかりとした書物だったので驚きました。
著者は関西系のタレントらしいのですが、私は全然知らない人ですね。
しかし、上野千鶴子の話法というか戦術である「わからない」という言葉。
“開き直る”という態度で論破するのって、時には相手にとってダメージが強すぎることもあるのではないかな。
相手の論旨が理解できないということを「わからない」とバッサリ切るのって、とても傲慢なことです。
そういう意味で、フェミニズム系の人に対する啓蒙書としては結構コワイかもしれない。
理解しようとしての「わからない」ならともかく、思考停止の「わからない」になってしまいそうだから。


久々に嬉しくて本を読み続けていたら、眼が疲れた…。
早寝早起きを引き続き実行中。
健康第一っスね。



2001年11月05日(月) ■
映画の「ハリー・ポッター」は反則ではないのか?



やぁっと、東京に戻ってきました
はぁー、本当にやっと!でしたね。
というのも、高速が工事中で渋滞してたんですよ。
通常4時間弱で着くところが、6時間近くかかってしまいました。死ぬ…。

ずっとバスの中でジャンプ読んでたんですが。
「ハリポタ」の映画の予告が載ってまして。

ちょっとぉ、原作の数百倍、ハリポタが可愛いじゃねぇかよ!(前かがみ)

そう思いませんでしたか?
メガネスキーとしては、外せない横顔。
なんだかなー。騙されて、見に行こうかしら。
早速、招待券応募のハガキを準備する。

もともとイギリスの学校の制服には弱いのです。
「小さな恋のメロディ」とか。「アナザー・カントリー」とか。(すごい飛躍があるですね)
ちゃんとネクタイして、可愛いよね。解きたくなるよね。縛りもOKだよね。(?)

あー。ダメだダメだ。
東京に帰るなり、元通りになってしまうのですね。
今日はもう早く寝て、明日はまんだらけぢゃ!

とか書きながら、6時間半もの長電話を…。(人間失格)



2001年11月04日(日) ■
“ソーントーン・サイクル”の復刊はないのだろうか?


昨日は午後から雨模様だったけど、今朝は異様なぐらいの青空です。
パラマウント総天然色というのが一番ぴったりくる表現かな。
昔の映画みたいにわざとらしい、書き割りみたいな色合いなんです。
雲ひとつない青空と、その下に広がる紅葉の山々の光景…。
で、やっぱり誰もいない。
「この景色をひとり占めじゃー!」と叫びながら、ダムのほとりでおにぎりを食べました。
ここは、本当に、日本、なのか…?

夢じゃありませんよ、今日してきたことですよ。
あまりに良い天気だから、山の上のダムまで行ってきたのです。
お猿がダムを渡れるように専用の橋が作ってあったけど、今日は一匹もいなかったなぁ。
山の不思議な紅葉のグラデーションを見つつ、昼寝。
つらつらと、滞在用に持ってきていた本について考えてました。

田舎にいる間読むつもりで、買ったばかりの本を持って来ていました。
久美沙織の“ソーントーン・サイクル”の3冊です。
「石の剣」「舞いおりた翼」「青狼王のくちづけ」の3冊から成るシリーズで、一応完結しています。
長らく私は3冊めだけ持っていて、これの前はどういう話だったのか気になってました。
と、いうのも、「青狼王…」が出た時、既に既刊分は絶版になっていたのです。
もちろん単独でも読めるよう、「青狼王…」の冒頭にそれまでのあらすじがありますが、やはりこれは元から
読まねばならない…と思って幾星霜。
ふらり立ち寄ったブックオフに1、2冊めがそろっていたので、嬉しくなって、買いましたとも。

やっと、本当に長いことかかって、ようやく話の全貌がわかりました。
3冊めが出るまでに長い時間が開いてしまったため、文章力や表現は確かに3冊めが最も優れているでしょう。
でも、話の作りとか、設定の活かし方とか、そういった技巧的な部分を除けば、1冊めの力強さが際立って面白い
んじゃないかな。

魔女さえ惑わせてしまう、純真さと美貌を持つユルスュール王子、彼を慕う聡明な娘グヴェンドリン、ソーントーンの
見習い魔女ジリオン。
たくさんの魅力的な人物に彩られたソーントーンの物語の中でも、3冊めのタイトルでもある青狼のゴチェイは私の一番
のお気に入りです。素敵。

なんというか…。非常にキャラ立ちした話な訳です。
もともと日本のファンタジーは外国のものや、ゲームから影響を強く受けてますよね?
だからなんとなくお約束と思えなくもない人々が出てきてしまうのですが、このシリーズはそれでもそれぞれがとても
しっかりと書かれている。
思えば、久美さんは「ドラクエ」のノベライズもしてたんだなぁ。「ルビス」好きだったなぁ。

読んでいる間や、読み終わった後でも、この世界のどこかでユルスュールやジリオンが生きているんじゃないか?
まだこの後にも色々な冒険をしてるんじゃないか?と、思わず考えてしまうような感じ。
わかってもらえるでしょうか?
結末を知っているというのに、読み終わるのがとても惜しい気持ちでした。

魔法も悲恋も美形も、何もかもそろったファンタジーとして、破綻もせずにきれいにまとまっていると思います。
もし興味があれば、古本屋などでちょっと探してみてください。

表紙と挿絵も後藤&加藤さんで素敵です。



2001年11月03日(土) ■
「無間地獄/新堂冬樹」は乙女ちっくホモ話でイカス!


今日は朝から紅葉の山を登ってきましたよ。
山道で、誰にも会わなかった…。
麓の農場では収穫祭とかで、ものすごい人が集まっていたのに、何故?
りんごの皮むき競争に飛び入り参加するも、参加賞止まり。
伊那名物の“ローメン”という麺類が気になりました。
ラーメンとヤキソバの中間になるようなものらしい。次は食べるぞ!


で、今回のお題は新堂冬樹です。
この人については過去の日記(4月1日)でもデビュー作あたりに触れてます。
ずっと借りようと思っていて忘れたままだったのを、やっと思い出しました。
そんな訳で「無間地獄」でございます。

あのぅ、これって…マジ、ですよ、ね…?
というのが、正直な読後の第一印象です。いやー、これがもう、ブッ飛びなのです。
デビュー作からその気配はあったけれど、ある意味トンデモ本の域に近づいてきました。

この話のキーワードはズバリ、「ひとめ惚れ」。
いつものように舞台は金融業界の裏側に蠢く、アヤシゲな人々の騙し合いですよ。
主要登場人物は全て男。
さぁ。もう、わかりましたね?

主人公の桐生は“若頭”と呼ばれ、組の跡目を継ぐものと見られているほどの力を持った男。
裏金融でアブク銭を持った奴らから金を巻き上げるのが、彼の生きがいになっている。
自分以外は信用しない。金だけは自分を裏切らない。
他の者から見れば異様とも思えるその冷酷さの原因は、人には言えない彼の過去にあるのだった。
そして、ある日、彼は新たな獲物を見つける。
役に立つはずもない美容器機を女に売りつけては貢がせる、女たらしの青年、玉城である。
彼らが金という一本の線で繋がった時、運命は急激な変化を遂げていく…。

たいていデビュー作というものには、その後作者が展開していくだろう要素が詰め込まれているものです。
その点、新堂冬樹はヤン・デ・ボンも真っ青な話を書いている人だったので、行く末が気になっていた訳です。
しかし、またもや、ものスゴイ話を…。

主人公桐生がなぜに拝金主義者になっていったのか?
ヤクザ達が金を絞り取る描写の合間に語られる桐生の過去、これがまた凄まじい話で大喜び。
匂ってきそうに嫌なリアルさがたまりません。
ワシはこういうの好きだけど、感覚的にダメな人も多いでしょうな。
ひたすら桐生を慕う、組長のバカ息子の気持ち悪さとか。(ところが、こいつも泣かせるのよー)

真面目に三池監督に映像化して欲しい!

何より、この話がすごいのは、ラストシーンです。
涙を禁じ得ないこの場面を読むまで、なんとか頑張って読み進めてください。

この本も古本屋で買っておきたいなー。
うーん。超純愛を見た、という感じ。
まさしく“乙女ちっくホモ”なんですよ! ぜひとも読んでみて欲しい!

<11月10日附記>
本屋に行ったら、さらに新堂冬樹の新刊が! 「鬼子」というタイトル。
すんごい期待してしまうなー。早速、図書館にリクエストだ!



2001年11月02日(金) ■
歩きたくなる道(ZABADAK的には『径(みち)』)



毎日ふらふらとリンゴ畑の中を歩いています。
お店に並んでいるとその形や色から「ああ、リンゴ」と認識してるんじゃないかと思うのですが、
自然に木になっているリンゴからは、ものすごく甘い匂いがするのです。
だから、リンゴ畑の中の道はとてもいい匂いでいっぱいです。

またもやメルヘンな書き出しになってしまいました。
そして、相変わらず本屋やテレ東のことを考えて悶々としてます。
ほんとにね。いかにテレ東に依存した生活をを送っていたか、よっくわかりましたよ。
帰ってたまったビデオを見るのが楽しみじゃのぅ。

あと。
昨日はとてもすごいことがあったのですが、公的にはナイショ。
ネットって、やはりブラックボックスだなと思うことしきりなのでありました。



2001年11月01日(木) ■
本屋に行きたい

買いたい本や、受け取る本があるからだけど、本屋そのものの空気に浸り
たいと思うのです。
ここにも本屋はあるけれど、雰囲気が違うのね。
明屋書店の手書きPOPが懐かしい…。まんだらけ…。(結局ソレかい!)

年末のゲェム商戦を眺めつつ、ゲームキューブはどうなんでしょね?
「ピクミン」はすごく気になるけど、常に森本レオのナレーションがある
訳じゃないしね。(もしそうなら、買う)

バカゲーとして期待しているのが、SCEの「正義の味方」。
これはねぇ、年寄りは好きだと思うよ。このノリ。
30分番組を持つ正義の味方になって、視聴率を稼ぎつつ(イベントをこな
すと視聴率が上がる)事件を解決するという一種のADV系ゲェムです。
ゲェムショーで配られたDVD映像には、「納涼怪人ボンダンス」とか出てき
てて、かなりバカっぽい。
いにしえのコンドールマンみたいね。(ゼニクレイジーやゴミゴンなどとい
う怪人が続出していた)
いろんな正義の味方をカスタマイズできるのがポイント。
鳥人系やら、エスパー系やら、サイボーグ系やら…。
ワシはねぇ、絶対半ズボン(あれば)でいやらしげなキャラを作るよ。
もちろん、伝統の白タイツも淫靡で良いのですが。

11月15日発売予定ですね。
公式ページがあるのだね。ココ→正義の味方公式ページ
スクリーンショットが数枚あるだけですが、おやっさんもいるらしい!
お約束だなぁ!

あとは…「幻水�掘廚�出来過ぎなゲェムじゃないことを祈るばかり。
外伝は相当酷かったからね。あんなの「幻水」じゃないよ! 同人誌じゃん!

「FF�勝廚離�ヤジ組が出来過ぎなのは、あれはあれで良いのだ。
素敵なオヤジ組を書いているサイト情報、募集中。