ウィングのつぶやき
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2005年09月13日(火) ゴルフルールに強くなる

最近のウィングは日本のゴルフはどうしたら強くなれるかについて考えているわけですが、その大事な要素の1つに

ゴルフルールに強くなる!

ということがあります。

以前ルール研究家のマイク青木先生と話をしていたところ、先生は日本のゴルファーがルールに疎いことをかなり危惧されていました。

武富士クラシックで米ツアーの優勝に手が届いていた藤井かすみ選手が
ローカルルールで禁じられていたフェアウエイ上の小砂利を手で取り除いたところ、ペナルティを課されて金星を逃したことがあったじゃないですか。

この特別措置は選手にしっかり配布されていたにもかかわらず、英語が不得意な藤井選手は、代わりに詠んでもらった人間(記者らしい)の「たいしたことは書いていない」という言葉を鵜呑みにしてしまったのです。残念。

こういうルールの無知(怠慢?)によるアクシデントがメジャートーナメントでも起こる可能性があると先生は言います。いや、事実起こっているのです。

興味がある方はぜひ、マイク先生の近著「ゴルフルール事件簿」を読んでみてください。数々のエピソードはとても興味深いし、ルールというものの本質がよくわかります。

もしも日本人選手がグリーンジャケットに袖を通しかけたときにこういうことが起こったとしたら…悔やんでも悔やみ切れません。

でも、海外の選手って日本人がマスターズに勝ちそうになったら、絶対に粗を探してきますってば。彼らはタフですよ。

だからこそ、日本人ゴルファーはルールに強くなるべきだと思います。
身体能力ではとうてい勝てませんから、小技とルールで勝つ!

短期的に考えれば、それしかないと思うんですけどね〜。


ゴルフライター小林一人

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