ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2002年08月24日(土) これでいいのだ

「発泡酒くらい何ぼでも飲みなさい!」と家族を安心さすために・・・(笑)
今日も休まず仕事に行ってきました。
土曜日だからと「なめたらいかんぞね!」いつもよりずっと忙しい職場であった。
電話はあまり鳴らないが・・お客人がお見えになる。今日は中古車が一台売れた!
民間車検場なんだけどね・・新車も中古車も売ってます。たまに掘り出しもんがあるぞね!

お昼休みは久々にお昼寝をした。やっぱ土曜日ともなるとしんどいです・・。
毎日少しずつ読んでいた本を読みながら・・陶酔するように眠ってました。
なんと言うか・・気が遠くなるような小説なんです。すごい刺激のあとのまどろみのような。
私は刺激だけでは満足出来ない。その後の安らぎが欲しいのです・・・。
仁成の“ワイルドフラワー”今もしふと興味が湧いたなら・・読んでみて下さい。


さて・・いきなり今夜の日記になりますが・・
土佐の小京都“大文字の送り火”を見に行ってました。
我が町は応仁の乱の後、京都のお公家さんがつくった町なんです。
都を逃れ辿り着いた土地で、故郷を懐かしみ思いをよせて・・とにかく模してしまったようです。
“祇園神社”もありますし、“東山”“鴨川”という土地名もあります。

私の住んでいる場所から四万十川を挟んだ対岸に“大文字山”があるのです。
下流へ2,3キロ行ったところからよく見えます。
で・・いつもならクルマで行くのですが、なにしろ最近“走るひと”なもんで・・・
意を決して走ってみました。(嘘です・・かなり歩きました・・笑)

いつまでたっても見えないので焦った。帰るクルマにいっぱい会って手遅れかと思った。
もう間に合わないかも・・消えちゃったかもと・・ラストは走り続けました。
ああ・・見えた!その時には肩で息をしてぜえぜえ言っていたけど・・感動してしまった。

しばし呆然と佇み・・今まで見たやつでイチバンだ!なんて思った・・・・。

帰りはてくてくと歩く。堤防の草がざわざわと話し掛けて来る。
心地よい夜風が汗を冷し、深呼吸をしてまた歩く。

うん・・これでいい。私のなかの“もやもや”がひゅ〜んと何処かへ飛んで行った。


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