昨夜から嵐のような雨と風。花に嵐というけれど・・桜は潔く風に舞い・・そして散る。 嵐が過ぎれば真っ青な青空。誇らしげな薄緑の葉に寄り添うように・・名残の桜が揺れていた。 私はそんな風景が好きだなと思う。なんだかさっぱりとして清々しい気持ちになる。
あるがままに現実を受け止める・・とは、きっとこういうことなんだろうな。
そして今日も穏やかに一日が流れていった。ほんとうに何もない・・真っ白な自分。 最近そんな自分にちょっと惚れていたりする。決して透き通ってはいない。ただ白い自分。
誰かに絵を描いて欲しいとは思わない。自分でも絵筆は持たない。 一見無気力に見えるかもしれないが・・決して無気力ではないと自分では思う。
かといってゆらゆら揺れているか?それも違う・・そうじゃない。 揺れるべき目的がないのか?うん・・もしかしたらそうかもしれない。
正直言って・・何事にも熱くなれない気がする。人間関係には特に・・。 ただ・・みんなそれぞれ生きているんだな・・とぼんやりと遠くから眺めている。
かまって欲しいとか注目して欲しいとか・・そういうのも今はない。 そして自分は誰にも執着していない。それが何よりも気楽だと思ったりしている。
待つこともない。誰にも何も求めていない。期待も・・何もない。 ただ・・ひらひらと飛んでくる花びらは・・しっかりと受け止める。 その時は口づけて香を喜ぶこともあるだろう。あっ・・桜だねと確かめることも。
生きている限り・・思いがけないことがいっぱい訪れるものだと思う。 悪いことばかりではない。それを悪いことだと受け止めなければ何も苦しむことはない。
嬉しいことは数え切れないくらい訪れる。それはそれに期待してない限り永遠に。 どんな些細なことでも喜びに変わる。それはほんとうに感謝すべきこと。
花びらを受け止めるようにひとに出逢いたいものだ・・・。
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