抜けるような青空。からりっとしている・・なんとなくこころも。
甥っ子の運動会をちらりと観に行った。サチコと一緒に。 小学校に来たの10年ぶりやとはしゃいでいたサチコ。 かけっこも頑張ったね。ダンスも上手に踊れたね。あの頃・・もう10年か。
甥っ子はかけっこが苦手で、昨夜は眠れなかったそうだ。 でも必死で走ったって。もっと早く来て応援してあげたらよかったな・・。 親子競技の時はすごい嬉しそうだった。今年はお父さんが居てよかった。 去年の今頃は・・入院中だったから淋しかったね。お父さん元気になって嬉しいね。
きらきらと眩しい太陽。時々風がそよよと秋を連れて来る。 ちょっと不謹慎な私は眠くなる。うとうとしながら午前中の競技を見終わった。
お昼・・サチコのおごりでお好み焼き。お店に電話して持ち帰りコース。 家でゆっくりと食べる。マヨネーズをいっぱいつけて食べた。
そしてまた眠くなる。畳の部屋でごろりと横になりひたすら眠っていた。 薄っすらと目を開けて起きようと思うのだけど起きられなくて。 背中が畳にくっ付いてるみたいで。遠い世界に吸い込まれていくような感覚で。
幸せだった。こんなふうに眠れるのは。与えられた時間というか頂いた時間。 知らず知らずのうちに疲れが溜まっているのかも。眠気がそれを知らせてくれる。 眠る時間を惜しんでまで・・やらなければいけないことなんて・・ きっとひとつも無いのに違いない。
ぼんやりとしたままサチコと買い物に行った。 「今日は手抜きをしよう」と言ってくれる。サチコもちょっとお疲れ気味。
夕陽が川面を染めていた。橋を渡れば家はすぐそこ。 堤防沿いの道をゆっくりと走る。
「おお・・めちゃ綺麗やね」とサチコの横顔がほんのりとみかん色になった。
私は流れるようにそこにいて・・はっとして目覚める。
そこは明日を知らせてくれる唯一の場所だった・・。
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