どんよりとした曇り日。いちだんと肌寒さを感じる。 昨日から「小雪」に入り季節はもう冬に違いなかった。
今日から我が町の一条神社の大祭が始まる。 地元ではみな「一条さん」と呼んでいるのだけれど 公家行列などもあり土佐の小京都ならではのお祭りだった。
子供達が小さい頃には家族そろって出掛けたことも懐かしい。 今となっては「一条さんやね」と夫とうわさするだけとなった。
せめてもと思い、今年はJA主催の農業祭に足を運んだ。 人混みは苦手だけれど良い気分転換になったと思う。 神社にも行くかと夫が言ってくれたけれどそのまま帰って来た。
農業祭で買った筋なし豌豆の美味しかったこと。 バター炒めにしたらすごく柔らかくてたくさん食べられた。
そんな一日、とても嬉しい知らせが舞い込む。 先月お大師堂で出会った足を痛めていた青年お遍路さんが 無事に八十八ヶ所を巡り結願したという知らせだった。 痛い足を引き摺りながらほんとうによく頑張ったと思う。 最後に会った日からほぼひと月が経っていたけれど 毎日手を合わせながら無事を祈り続けていた。
負けない勇気、あきらめない勇気、彼から教わったことはとても貴重なこと。 出会えてほんとうに良かったと感謝の気持ちが込み上げてきた。
この先どんなことがあっても彼は立ち向かって行くだろう。
そんな姿がきらきらと眩しくてならない一期一会であった。
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