おひさまがにっこりと微笑んでいるようないちにち。 この暖かさをそのままに新年を迎えられたらどんなに良いだろうか。
朝からお昼過ぎまで綾菜のお守り。 一緒に遊んだりお散歩に行ったり楽しいひと時だった。 この子の笑顔にどれほど元気をもらったことだろう。 誕生からもうすぐ八ヶ月。それはあっという間だったけれど。 産声を聞いた日からずっと天使がそばにいてくれるような気がする。
かけがえのない命。ほんとうにありがたい命をさずかったと思う。 つぶらな瞳。小さな手足。目の中に入れてもきっと痛くはないだろう。
この子の成長を見守りながら老いていきたい。 そして一日でもながくそばにいて長生きがしたいとつくづく思う。
老いることがこわかった。死んでしまうことがとてもこわかった。 けれどもなんだか勇気が出て来て人生を全う出来そうな気がしてきたのだった。
生きなくちゃ生きなくちゃって思っているいまがとてもありがたい。 命の蝋燭に手をかざして消えないように守り続けたいと思っている。
おひさまが西の空に傾きかけた頃。お大師堂にお参りに行った。 今年もたくさんのご縁をいただいたお大師堂だった。 巡り会ったたくさんのお遍路さんの顔が目に浮かんでくる。 春夏秋冬それぞれの季節がまるでアルバムのように私の胸にある。 巡り会えると言うことはほんとうにありがたいことであった。
元気にしていますか?いつもそう問いかける。 縁はそうしてずっと繋がっているような気がしてならなかった。
お大師堂から帰って来ると、あんずがまた待っていてくれた。 今日も頑張るワンって言っている。彼女も一生懸命に生きようとしている。
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