はる。桜のようにいさぎよく散れたらどんなによいだろうかとおもった。
なつ。きみはあまり海のはなしをしなくなったねって声が聞こえた気がした。
あき。せつなさはどこからくるのだろうとこころの扉をそっと開いてみた。
ふゆ。だからこそあたたかくなるだからこそやさしくなれるじぶんでありたい。
このいちねん織り続けてきた布がいまここにある。
たくさんの糸に恵まれなければ決して織れなかった布だった。
そっとふれてみるとそのぬくもりがとても愛しくてならない。
だいじょうぶここにいるよって。だいじょうぶ生きているよって。
なんてありがたいことだろう。じぶんがこうして存在すること。
わたしはきっとこのままでいい。なにも変わらなくていい。
かみさまがまたあたらしい糸をわたしにくださるのだという。
それはきせきのようなこと。あたりまえのことなんて何ひとつない。
わたしはまた織り続けることだろう。
はるなつあきふゆのかけがえのない日々を紡ぎながら。

今年最後の日記になりそうです。 この一年、私のつたない日々におつきあいくださり ほんとうにありがとうございました。 どうかお元気で笑顔で新年を迎えられますようお祈りしています。
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