氷点下の朝だったけれど日中はぽかぽかと暖かくなる。 冬のおひさまほどありがたいものはなかった。
洗濯物を干しながら語りかけるように空を仰いだ。 光の天使たちが踊るように空から舞い降りてくる。
思わず抱きしめたくなるようなひかり。 私も生かされているんだなってすごくすごくおもった。
家の中に閉じこもっているのがもったいないなと思ったのだけれど 結局どこにも出かけることもなく茶の間でテレビばかり見ていた。 息子が買ってくれたブルーレイのおかげでいろんな番組を見る事が出来る。 それは決して無駄な時間ではないのだとつくづく思ったりした。
一気に夫と一緒に過ごす時間が増えた。それはとても良いことだと思う。 以前の私は自室に閉じこもってばかりいて、それが自由だと勘違いしていた。
ほんとうの「自由」とは?うまく言葉に出来ないけれど ふたりでいて感じるささやかな幸せのなかにも自由はあるのだと思う。
あと10年あるのか。20年あるのか。 もしかしたら残り少ないのかもしれないふたりの人生をおもう。
「おまえは俺より長生きしろよ」夫の口癖がとてもせつなく感じるこの頃である。
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