曇りのち雨。今日も暖かくありがたいことだった。 降り始めた雨もまるで春雨のように静かでやわらかい。
二月が始まったのを区切りのように今日から海苔の収穫を始める。 生育は決して順調ではないのだけれど、どんな年もあるもの。 自然の恵みに欲は禁物であり、充分なのだと思う気持ちを大切にしたい。 毎日少しずつの収穫になりそうだけれど、「こつこつ」と努力する。 その努力がきっと実を結ぶだろうと信じて精を出したいと思う。
川仕事を終えるなりすぐ近所に住む姑さんの様子を見に行った。 つい先日まで畑仕事を頑張っていたのだけれど 腰痛が急に酷くなり動くこともままならぬ状態になってしまったのだった。 初めてのオムツにどんなにか抵抗があったことだろう。 それでも姑さんは泣き言ひとつ言わずベットに横たわっていた。
「きっと良くなるよ、また畑にも行けるよ」って励ますと。 にっこりと微笑んで「ありがとうね」って応えてくれた。
息子である夫は、もう寝たきりになるかもしれないなと言っているけれど 私はそうは思わない。人一倍勝気で頑張り屋さんの姑はきっと復活する。
そう信じてこれからも見守りながら励ましてあげたいと思っている。
家族みんなが平穏無事にとこれまでどれほど手を合わせてきたことか。 けれども思うようにいかないことがこの世にはたくさんあるのだと思う。
それでも私はずっとずっと祈り続けたいと思う。
それが自分に出来ること。使命のように思って今日も手を合わせた。
お大師さん、どうかどうかみんなをお守りください。
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