何日ぶりの雨だろうか。久しぶりに聞く雨音。 南風が強く春の嵐を思わすような雨であった。
芽吹き始めた木々が喜んでいるように雨に打たれている。 田畑も潤いきっと恵みの雨になったことだろう。
川仕事を終え、作業場で昼食をとる。 今日はコンビニで買った「爆弾おにぎり」だった。 空きっ腹に滲みるとはこのこと。むさぼるようにかぶりつく。 ゆっくりと味わっている暇はないけれど、こんな昼食が幸せであった。 くいしん坊の私はもう明日の昼食の事を考えている。 たこ焼きもいいなとか。お稲荷さんもいいなとか楽しみでならない。
作業を終え帰宅するなりばたんきゅうと横になる。 自覚はあまりないけれど疲れがたまっているのだろうか。 うたた寝のつもりが爆睡になってしまってすっかり夢のなか。
最近、寝ても寝ても眠いのだ。これが春眠と言うものだろうか。 暇さえあれば寝ている。今日の雨音は子守唄のようだった。
寝起きの気だるさと雨のせいにしてクルマでお大師堂に行く。
桜の蕾も雨を喜んでいるようだった。 毎日見上げて声をかけようと思う。待っているよって囁くように。
ただただ平穏な一日に感謝するばかり。
目を閉じて手を合わすと家族の顔が灯りのように目に浮かんでくる。
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