作業場の庭に「からすのえんどう」がいっぱい。 青々とした緑にれんげ色した小さな花がとても可愛かった。
海苔を干しながら、踏まないように踏まないようにと歩く。 それでもどうしても踏んでしまった時は「ごめんなさい」と頭をさげる。
どんな雑草にもちゃんと名前がある。そのことがとても嬉しかった。 そして何よりもその生命力の凄さ。命をいっぱいに花を咲かせている。
私もそんな雑草みたいに生きてみたいなとふと思う。
時には踏まれてみるのもいい。無残に引き抜かれてみるのもいい。
どんなに辛い目にあってもしっかりとしっかりと生きていきたい。
からすのえんどうは、花が終るとカラス色の実がなる。
その実のなかにはきっとたくさんの種がつまっているのだろう。
花が赤ちゃんを産むみたいにその種が土の中で育っていく。
どんなに固い土だってその種をしっかりと抱いてくれるのだ。
うん、いいな。それってやっぱりいいな。
明日の朝めざめたら「からすのえんどう」になっているといいな。
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