土手の緑がずいぶんと濃くなって そんな緑に包まれるように野あざみの花がたくさん咲いた。
その葉は棘に覆われているけれど、なんとも凛々しくて 花を守るために両手をひろげて闘っている野原の戦士のように見える。
だからなのか野あざみの花はすごくすごく安らかに微笑んでいる。
かたわらに腰をおろしてゆっくりと語り合ってみたいものだ。
「どうしてわたしが生まれたのか」そんな話しを聞けるかもしれない。
猫の手も借りたいほどの忙しさがずっと続いているけれど、 今日は娘のサチコがその猫を名乗り出てくれて手伝いに来てくれた。 子供の頃からよく手伝ってくれた娘なので手際も良くずいぶんと助けられる。
心配していた綾菜は今日も正常保育。とにかく慣れるしかないようだ。 今朝は保育士さんに抱かれたものの目にはいっぱい涙を溜めていたそうだ。 預けた娘も今にも泣きそうになりながら逃げるように帰って来たらしい。 しばらくはそんな日が続くかもしれない。毎日が試練、がんばれ綾菜。
お迎えの時間ギリギリまで娘が手伝ってくれてほんとうに助かった。 嫁いで行ってもこうして家族でいてくれるのがありがたいことだと思う。
夏のひまわりのような娘。今日はいっぱいの笑顔に包まれた一日だった。
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