今朝も肌寒くストーブに火を点した。 もう花冷えでもないだろうにとても気まぐれな春だと思う。 どんな日もあるもの。日々を受けとめながら過ごしている。
昨夜のこと。姑さんが急遽入院する事になって大騒ぎになった。 腰の痛みを訴えるようになってもう三ヶ月が経っていた。 坐骨神経痛だということでずっと自宅療養を続けていたのだけれど 昨日の通院日にもう一度レントゲンを撮ってもらったらしい。 そうしたらなんと大腿骨を骨折していることが判ったのだった。
すぐに大きな病院を紹介してもらってそのまま入院となる。 なんとも急なことで家族一同であたふたとするばかりだった。
そうして今日が手術の予定だったけれど、 手術室に入って一時間もしないうちに運び出されてきた。 骨折してからあまりにも日にちが経っているため手術は不可能だと言う。
もっと早く気づいていればと残念でならないけれど かかりつけの病院を信頼していた結果がこんなことになってしまった。
けれども誰を恨んでもしょうがない。もう過ぎた事だと思うことにした。 「いちばん悪いのは私だよ」と姑は健気にも微笑もうとしている。
もうしばらくは辛い痛みに耐えなければいけないけれど リハビリをしながら骨が自然に元に戻るのを待つしかないそうだ。
きっときっとまた歩けるようになる。みんなでそう信じて応援している。
「がんばるけんね」人一倍気丈な姑はやる気満々であった。
なによりも手術に控えて昨夜から何も食べられなかったそうだ。
「晩ご飯はまだかいね?」病室に笑い声がこだましてみんなが笑顔になれた。
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