お天気はまた下り坂。午後から雲が広がりかすかに雨が匂う。
作業場の庭に「母子草」の花を見つけてほっと心を和ませた。 たんぽぽ色のちいさな花は寄り添うように咲いていて 「これがお母さん、あなたが子供ね」って声をかけてみた。
みんなみんな母から生まれた。ふっと「いのち」についてかんがえる。 どんな境遇に生まれようと、どんな現実に晒されようと 生きていることに感謝出来るようになれば自分の命が愛しく思えるようになる。
川仕事の後の作業が長引き、今日も姑を見舞えなかった。 週末にはまた一時帰宅が出来そうなので、ずいぶんと気が楽になる。 姑の精神状態も落ち着いているようでそれが何よりに思っている。
おかげで作業の後、30分ほど横になることが出来た。 川仕事のラストスパークで夫も私も疲れがピークに達しているようだ。 すごくすごく頑張ったのだと思う。明日の朝が雨なら休もうかと夫が言ってくれた。
夕方、いつものようにお大師堂にお参りに行く。 誰かがチョコレートをお供えしてくれていて、つい手が出てしまった。 甘い物を食べると身体に沁みこむようにとても美味しく感じる。
「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」
お大師さんはいつも微笑んでくれる。
その微笑のおかげでこころは清々しくなって、スキップするように家路についた。
|