| 2013年08月21日(水) |
みんなみんな生きている |
夕暮れ時になると一斉に秋の虫たちが歌い始めて コオロギかしら鈴虫かしらと耳を傾けている。
昼間の暑さがすぅ〜っと暮れなずむ空に吸い込まれていく。 そうしてまん丸のきれいなお月様がにっこりと微笑んでくれるのだ。
姑さんのリハビリの日。先週はお盆でお休みだったので二週間ぶり。 優しい先生に励まされながら今日も歩行練習を頑張った。 きっと歩けるようになるとみんなが信じているのだけれど ふっと心細くなる時もあって、それは決して口にしてはいけないこと。 焦らずゆっくりと見守ってあげなくてはいけないとつくづく思ったりした。
リハビリを終えての帰り道は、いつもスーパーに寄って買い物をする。 たまには気分転換にクルマ椅子で一緒に行こうよと誘うのだけれど 姑さんはどうしても「うん」と言わない。どうやら人混みが苦手のようだ。 無理やり連れていくわけにもいかず、私一人で大急ぎで買い物を済ます。 それでも食べたいものをちゃんと言ってくれるので、とても助かっている。
午後、なんだかむしょうに眠くってお昼寝。 それからよっこらしょとやっと起きてお大師堂にお参りに行く。
日向の暑さが嘘のように涼しかった。川風がとても心地よい。 お供えしてあったお菓子をちょっといただくことにして 川面を眺めながら風に吹かれながらぽりぽりとご馳走になった。
なんだかここだけ時間が止まっているように感じる。 川は流れているけれど、時間はほっとひとやすみをしているようだった。
「ありがとうございました」もう一度手を合わせて家路に着く。
今日も穏やかな一日。ああ生きているんだなってすごくすごく感じられた。
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