とうとう九月。猛暑続きだった八月もあっけなく去っていく。 けれども夏は何度も振り返りながら足跡を残していくことだろう。
防災の日。今日は津波避難訓練が予定されていたのだけれど 朝から激しい雷雨となりそれも中止になってしまった。
防災意識を高めなければと思いつつ、私には恐怖心のほうが大きかった。 訓練が中止になってしまってその思いがよけいに強まったようにおもう。
近い将来かならず襲ってくると言われている南海トラフ大地震。 それは今日かもしれないし、明日なのかもしれなかった。 雷雨であろうがどんな悪天候であってもそれは容赦なく襲ってくる。 中止になどなるはずのないことに大きな恐怖心がわいてくるのだった。
そんな不安にかられながら今日という日も平穏に暮れていく。 毎日が奇跡なのだと思う。ほんとうに恵まれている日々なのだと思う。
いつものようにお大師堂へお参りに行く。 いつものようにあんずを連れて土手をゆっくりと歩く。
いつものように晩御飯を食べてお風呂に入る。 いつものようにこうしてささやかな日々を綴る。
いつものことがどんなにありがたいことかしみじみと感じている今宵である。
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