| 2013年09月11日(水) |
夕焼け小焼けで日が暮れて |
夕方あんずと土手を散歩しながら、真っ赤に燃えるような夕陽を見た。 なんだかどきどきするような紅が西の山に吸い込まれるように落ちていく。
よっこらしょ、どっこいしょ。何度もよろけながらあんずが歩く。 坂道で転んだり側溝に落ち込んだりしながらも、すごく頑張っている姿。
微笑ましくもありながらちょっぴりせつなさも感じたりしている。
ふっと今朝のリハビリでの姑の姿と重なった。 まったく歩けなくなってしまってかれこれ5ヶ月だろうか。 出来ていたことが出来なくなる。その現実と必死で闘っているのだと思う。
歩行器での歩行練習を今日も一生懸命に頑張っていた。 リハビリの先生が「今日はこれくらいにしておきましょう」と言っても 「もう一回やります」と再度挑戦して見せて皆を驚かせたりもした。
あんずも同じ、毎日が訓練であって彼女の挑戦なのだと思う。 勢いをつけて駆け上がっていた石段、走って駆け下りていた坂道。 それがもう出来なくなってしまってどんなにか戸惑っていることだろう。
お家はすぐそこ、「もう少しだよ、がんばれ」声をかけるのが日課になった。 時には疲れてしまってもう一歩も歩けなくなる時があるけれど 手助けをしたり抱っこしてあげたりもせずに、じっと見守るようにしている。
そうしたら彼女は必ず歩き出す。一歩一歩お家を目指して最後まで頑張る。
「えらかったね、すごい頑張ったね」いっぱいほめてあげて晩御飯。
それはそれは幸せそうに食べてくれる。今日の夕焼けは最高だったねあんず。
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