とうとう10月も最後の日。秋も深まり冬がすぐそこまで来ている。 ここ数日、日中はとても暖かいけれど、すぐに木枯らしの季節になるだろう。
寒いのは苦手だけれど、寒さなければ花は咲かずと乗り越えていきたいものだ。
午前中は月末の仕事に追われてばたばたと走り回っていた。 そんな時、ほっこりほっこりと一通の葉書が届く。 それはつい一週間前の大雨の日に出会ったお遍路さんからだった。 ほんとにささやかな事しか出来なかったというのに 「とても助かりました」と丁寧なお礼の言葉が綴られてあった。 それだけでどんなに嬉しかったことか。胸に熱いものが込み上げてくる。
午後、今度はその方から宅急便が届いてびっくりした。 なんと「横浜中華街の肉まんセット」を送ってくれたのだった。 こんなことまでしてもらって良いのかと一瞬戸惑ってしまったけれど 好意をありがたく受け止めて遠慮なく頂くことにした。
さっそくお礼の葉書をしたためる。四万十川の秋の絵葉書に書いた。 また20日ほどしたらお遍路を再開すると言うことで ひたすら旅の無事を祈ることしか出来ないのだけれど。
あの日が大雨でなかったらきっと出会うことはなかったことだろう。 そう思うと人と人の「縁」ってほんとうに不思議なものだなとつくづく思った。
日々「一期一会」これからもささやかな縁を大切に過ごしていきたいものだ。
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