寒気が緩んでくれたのか日中はぽかぽかと暖かくなった。
午前中にウォーキング、買物に行ったりお大師堂へ行ったり。 少し歩いただけで薄っすらと汗ばむ。それもまた心地よいこと。
早目に昼食を済ませ綾菜を保育園にお迎えに行く。 「おうどん」をおかわりしてたくさん食べたとのこと もう眠くなっていて先生に抱っこされてうとうとしていた。
クルマに乗るなりすぐに眠ってしまってずっしりと重い。 その重さがとても愛しい。ぎゅっと抱きしめたいくらいに。
二時間ほどお昼寝をしておやつを食べさせる。 お腹が空くと自分から食卓に行きたがるようになった。 大好きなチーズと牛乳、あっという間に平らげて満足そうな笑顔。
茶の間で録画してあった「アンパンマン」を夢中になって見たり ちょっと外に出てみてあんみの練習をしたりして遊んだ。 陽だまりがありがたい。ほんわかとした光の中にいる愛しいいのち。
夕方になり娘が迎えに来たけれど、またまたお腹が空いてしまったらしく 食卓のイスにしがみついて「マンマ、マンマ」と大声で叫び始める。 無理やり帰らすわけにもいかず急きょ晩御飯を食べることになった。 とにかくすごい食欲である。昨夜の残り物のマカロニサラダを全部食べてくれる。
お腹もいっぱいになったところで、やっと「バイバイ」を言い出したのだけれど 今度は娘のクルマに乗せようとしたら、帰りたくないと駄々をこね始める。 娘と二人係で無理やりチャイルドシートに座らせたら暴れて大声で泣き出してしまった。
あまりの泣き声にジージも家から飛び出してくる。そのジージにしがみつく綾菜。 もう仕方ない。一緒にお家に帰ろうと言うことになってみんなで娘のアパートに向かう。
決して甘やかしているつもりはないけれど、それだけ綾菜の自我が芽生えてきたのか。 嫌なことはイヤとはっきり自己主張できるようになったのだと思う。
我慢させることも大切。しつけの一端としてそれはこれからの大きな課題になりそうだ。
「なんだか豆台風が去ったあとのようだな」
夫とふたり顔を見合わせながら、ほっとしている自分たちが可笑しく思えた。
そんな豆台風のおかげで自分たちはこんなにも幸せでいられるのだ。
|