今朝はいちだんと冷え込み真冬並みの寒さになった。 朝からずっと時雨れていて、今にも雪に変わりそうな空模様。 各地から初雪の便りも届き、遠き地に住む友のことを思った。
仕事を終えて帰宅。風が冷たかったけれど歩いてお大師堂に行く。 以前はあんずと一緒に歩いた道がふっと懐かしく思えてくる。 今は雀色の土手だけれど、彼女はいつもくんくんと草の匂いを嗅いでいた。 お散歩仲間の「ランちゃん」「ピノちゃん」どんなにか会いたいことだろう。
あんずがいてくれなかったらお大師堂に来ることもなかっただろうと思う。 やがて毎日の日課になってしまってもう5年目の冬がやってきた。
ありがたいことにたくさんのお遍路さんと出会うことが出来て あんずも頭を撫でてもらったり一緒に遊んでもらったりして喜んでいたっけ。
もう過ぎ去ったことなのか。そう思うとちょっぴりしんみりとしてしまう。
お大師堂から帰ると今度はあんずとほんの少しの散歩。 日に日に歩けなくなっているけれど、今日も一生懸命に頑張っていた。 ほんの20メートルくらいだろうか。それでも毎日楽しみにしているようだ。 無理して歩かせるなよと夫はいつも言うけれど、決して無理ではなさそうに思う。 彼女が歩きたがるかぎりずっと付き合ってあげようと思っている。
「あんちゃん今日もえらかったね」
夕暮れて晩御飯の時間になるとガツガツと音をたててよく食べてくれるのが嬉しい。
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