またまた真冬並みの寒波が到来するらしく 明日の朝は今季いちばんの冷え込みになりそうだった。
冬には冬の楽しみもあるのだけれど やはり寒さは身に堪えて苦手だなとつぶやいてしまう自分がいる。
姑さんのリハビリの日、仕事の忙しさもあったけれど やはり姑さんのことをいちばんに考えてあげなければと思った。 頼られているのだなとふっと思う時がある。役に立てるのは嬉しいこと。
午後、いつもより早めにお大師堂へ向かう。 顔なじみのお遍路さんが来ていて笑顔で再会を喜びあった。 70歳を超えていてあまり身体が丈夫ではないことがいつも気がかりな人。 前回会った時には「もう死にたい」と言って嘆いたことなど思い出す。
私の亡くなった父よりも若いけれど、なぜか父のように思えてならない。 「ちょっと待っていてね」いつも食料の差し入れをするのが常の事だった。 お接待と言うよりもなんだかそれが自分に与えられた使命のように思える。
なんとしても生きてほしい。生きる喜びを感じてほしいと願ってやまない。
あんず、今日もずっとずっと眠り続けている。 時々寝言のような声をあげるので苦しいのではないかと駆けつけても 何事もなかったようにひたすらすやすやと眠っているばかりだった。 まるで「眠り姫」の物語の主人公になってしまったようなあんず。
何もしてあげられなくてごめんね。ただただ頭を身体を撫でるばかり。
今も幸せなのだろうか。ずっとずっと幸せだったのだろうか。
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