| 2014年02月14日(金) |
ふれあえばふれあうほどに |
またまた各地から雪のニュースが流れてくる。 四国も山間部では雪になっているようだけれど 幸いなことに四万十は冷たい雨のみにとどまっていた。
そんな雨も午後には降りやみ、ほっと空を仰ぐ。 ご近所の寒桜のつぼみが薄紅色にふくらんで明日にでも咲きそうだった。
川仕事の疲れがそろそろ出て来たのか、午後は炬燵でうたた寝ばかり。 一度寝転んでしまうとなかなか起き上がることが出来なくなった。 寒さのせいにもしてしまって日課のお大師堂参りも休もうかなと思う。 けれどもそんな日に限って何か悪い事が起こるのではと不安になってしまう。
よっこらしょ。やっと炬燵から抜け出せた時はもう4時を過ぎていた。 お大師堂に着くと自転車が停められてあってそれがお遍路さんのものだとわかる。 どんな出会いが待っているのだろう。わくわくしながら扉をノックした。
そうしたら私のことを待っていてくれたらしく思いがけずに嬉しかった。 先にお参りに来ていた従兄弟が「もうひとりおばさんが来るよ」って。 そうです。そのおばさんが私ですと笑顔で語り合うことが出来た。
その青年自転車遍路さんはなんと遠く北海道から来たとのこと。 それにはほんとうにびっくりした。自転車で四国まで辿り着いたなんて。 とてもすんなりとは辿り着けない距離だと思う。どんなに大変だったことか。
けれどもお遍路さんはすごくあっけらかんとした顔をしてその楽しさを語ってくれた。 お四国もお寺だけではなくあちこちに寄り道をしては観光を楽しんできたとのこと。 37番札所のある町ではとある民家にお世話になって五日も泊まらせてもらったとか。
いろんな出会い、たくさんの縁にめぐまれて四万十に辿り着いたのだなと思う。 私は何のお接待も出来なかったけれど、ただただ笑顔がお接待だと思うことにした。
すべての出会いが一期一会である。その日、その時でなければ叶わなかった出会い。
ふれあえばふれあうほどひとのあたたかさを感じる。
笑顔にはかならず笑顔がかえってくる。それはとてもありがたいことだった。
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