二十四節気の「雨水」ほんの少し春が近づいた気がするのだけれど 大雪で孤立した町の様子などをニュースで見ているとなんとも気の毒でならない。
自分がどれほど恵まれているのか思い知る。 あたりまえのように暮らしている日々が決してあたりまえではないのだと。
四万十は曇り日。雲の上にはおひさまが微笑んでいることだろう。 川仕事を終えてひとやすみしてから日課のお大師堂参りに行く。 てくてくと歩けばこころも一緒についてくる。 ああ気持ち良いなって思えば疲れた足もちょっぴり軽くなる。
楽しみにしていたご近所の寒桜がほっこりほっこりと咲いていた。 足をとめてしばし愛でる。いち早く春を知らせてくれてありがたいこと。
お大師堂で手を合わせながら、今日も平穏無事に感謝する。 綾菜はそろそろ保育園から帰ってくる頃だななんて思ったり 圭人は今日もすやすやと眠っているかななんて寝顔を思い浮かべる。
今すぐ綾菜に会いたいな。圭人に会いたいな。欲張りなおばあちゃん。
とんとんとんとまるで何かの機械が動いているように日々が流れていく。 故障しないかな壊れてしまわないかなってふっと不安になることがよくある。
どんなに手を合わせてもどんなに祈っても「ある日突然」はあるのだと思う。
そう思うと毎日がほんとうにありがたくて愛しい日々なのだなと思うのだった。
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