| 2014年02月26日(水) |
ほらほら「かりんとう」をお食べ |
お天気は下り坂、午後からぽつぽつと小雨が降り始めた。 気温は高めなのになんとも肌寒く感じるのが不思議に思える。 一雨ごとに春が。そう思うと雨の日もまた楽しみのひとつでもあった。
今日も早朝より川仕事に出陣したのだけれど 潮が引き過ぎていて収穫が出来ずに諦めて帰ってきた。 干満の差が激しくなるのも春の兆しであり季節の移ろいを感じる。
予定変更になり作業場で出荷の準備をしていた。 三月三日が海苔の「お嫁入り」の予定である。 例年よりもずいぶんと少ないけれど、精一杯頑張ったのだと思う。
午後は炬燵でうたた寝。とろりんとろりんと時が流れる。 可愛い猫にはなれなくて、大きなトドだと夫が笑っていた。 若い頃には思いもしなかったけれど、年を重ねるごとにそんな時間が愛しい。 だらしなく怠惰に過ごす。すっかり怠け者になるのも心地よいものだ。
「よっこらしょ」やっと起きだせばもう5時近くになっていた。 ぽつぽつと小雨の中をお大師堂にお参りに行っていた。 満開近くなった寒桜もしっとりと雨に潤っている。 土手には土筆の坊やたちが可愛い頭をならべて微笑んでいた。
お大師堂で手を合わせながら、ただただ平穏無事に感謝するばかり。 これ以上の何を望もう。足りないものなど何ひとつないのだと思った。
「ほらほらかりんとうをお食べ」お大師さんが引き止めてくれて お供えしてあったかりんとうをごちそうになる。
黒砂糖のほんのりとした香りと甘み。すごいすごい幸せなひと時であった。
|