| 2014年03月02日(日) |
ちいさなあんよ。可愛いお靴 |
雨のち晴れ。風が強く吹いて寒桜がはらはらと散り始めてしまった。 それはとてもせつないけれど、どれほどこころを和ませてくれたことか。 儚い花ほどこころに残る。ひとの命と同じようにこころに残る。
やがてソメイヨシノの季節がやってくることだろう。 それがほんとうの桜の季節なのだとしたら寒桜がとても健気に思えてならない。
昨夜も娘と綾菜が遊びに来てくれたのだけれど、 今日も会いたくなってしまって久しぶりに娘のアパートを訪ねた。 綾菜はちょうどトイレにいてアンパンマンの便座にちょこんと座っていた。 朝から何度もトイレに行きたがってはそのたびに出るものが出ないとか。 娘はもう呆れかえっていたけれど、トイレを覚えただけでもすごい成長だと思う。
トイレから出ると今度はパンツをはきたがらない。 お尻を出したまま部屋中を逃げ回っているのを娘と二人で追いかけまわる。 「いや!」っていう言葉を最近覚えて「いや、いや!」と連呼する。
「じゃあくまさんにパンツあげるよ」ぬいぐるみにパンツをはかせると それもいやでやっとおりこうさんになってパンツをはいてくれるのだった。
私が一緒に居たのは二時間ほどだったけど、その間に三回もトイレに行く。 そのたびに追いかけまわしてなんとも楽しいひと時であった。
お昼寝の時間になったので私が帰ろうとすると、 先に玄関へ行って自分で靴を履こうとする。ちいさなあんよ。可愛いお靴。
「ばあちゃんは帰るんだよ、バイバイしようね」って娘が言うと すっかりご機嫌ななめになってしまって今にも泣きそうになってしまった。
後ろ髪を引かれるように、なんだか逃げるようにしてドアを閉める。 その時見た綾菜の顔が忘れられない。すごくすごく悲しそうな顔をしていた。
10分でもいいからお外で遊んであげたらよかったなって後から思う。 それもあとのまつり。おりこうさんでねんねしてくれたかなってずっと気になる。
会うたびに成長している綾菜の姿にどれほど癒されている事だろう。 明日はひな祭り、綾菜も一歳と10ヶ月になろうとしている。
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