寒の戻りだろうか、北風が強くて少し肌寒い一日だった。 けれども降り注ぐ陽射しは真冬とは確実に違っている。 どんなに寒くてもおひさまは微笑んでいてくれるのが嬉しい。
おひさまのようなひとになりたいなとふと思う。 それはとても身の程知らずのことだけれど この先どれほどの時間が自分に与えられているのかもわからないけれど おひさまのような人だったねと言われて逝けたらどんなに良いだろうか。
川仕事を終えて日課のお大師堂参り。 土手のつくしを愛でながらふっとあんずのことを思い出したりする。 お散歩仲間だったワンちゃんたちに会うたびに、それはいっそう増す。 独りぼっちで歩くのはやっぱり寂しいものだなとつくづく思うのだった。
お大師堂で手を合わせながら、今日の平穏無事に感謝する。 なんだか毎日が奇跡のように思えてならない日々がずっと続いている。
当たり前のことなど何一つなくて、すべてが恵まれていることだと思う。 「ある日突然に」そう思うと怖くて不安でいっぱいになったりもする。
あっけらかんとそうしてのほほんと暮らしていくのは実はむつかしい。
けれども自分に与えられた日々をなんとしても全うしたい。
明日のことは誰にもわからない。だからこそ明日に向かって今日を生きる。
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