早朝からの川仕事を終えて大急ぎで山里の職場に駆けつける。 休む間もなくすっかりへとへとになって帰ってきた。
やらなければいけないことがたくさんあるのだけれど からだはひとつ。あれもこれもと頑張っていると身体が持たない。
限られた時間のなかでやれることだけを精一杯頑張ってみる。
とんとん拍子にはいかないこと。思うようにすんなりとはいかないこと。
それもみんな自分に与えられている試練なのかもしれないなって思った。
とうとう時間切れ。なんだかちょっぴり悔しいような情けないような。 もっと落ち着いて取り組めばミスもせずに済んだものをと思う。
母が「ありがとうね」と言ってくれる。なんだか胸が熱くなってしまった。
大急ぎで帰宅してたくさん干してあった海苔を取り入れる。 いつも笑顔の夫がなんだかピリピリしているようで気になった。 「用事が済んだらすぐ帰るから」そう言って出掛けていたせいかもしれない。
夕飯の買い物も出来なかったのだけれど、夫がありあわせで良いぞって言ってくれた。
よかった。顔色を窺っていたけれどいつもの優しい夫になっていてほっとする。 残りご飯でチャーハンを作った。夫には大盛り、私は小盛でじゅうぶんだった。
とてもハードな一日だったけれど、平穏無事に今日も暮れていく。
それがいちばんありがたいこと。幸せをかみしめながら焼酎を飲んでいる。
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