もう四月だというのに思いがけない寒の戻り そんな寒さも今日が峠らしく明日からはまたぽかぽか日和になりそうだ。
桜の花もすっかり散ってしまったけれど、葉桜もまたうつくしいもの。 わずかに残った花を抱きしめるように鮮やかな緑が優しく目に映る。
土手にはしろつめ草の花。子供のように四葉のクローバーをさがしてみたい。 花で冠を作ってお姫様ごっことか、ふっと少女だった頃を思い出したりする。
ここ数日なんだかばたばたとしていて日記も書けずにいた。 姑さんの介護だったり、孫と娘が遊びに来てくれたり それはそれで充実している夜なのだけれど 「書く」という行為からどんどん遠ざかってしまうのが少し心苦しい。 それもたぶんちっぽけなプライド。私はいったい何にこだわっているのか。
出来ていたことが出来なくなる。それは言い換えれば「出来ることだけでじゅうぶん」
そう思いなおしてこれからの日々をまた愛しみながら過ごしていきたいと思う。
今日は川仕事が予定外で早目に終えることが出来た。 たくさんの海苔を天日干しにしていたところ突然の時雨れに見舞われてしまう。 川から大急ぎで帰って来る。猛スピードの川船、強風で水が飛び散って来る。
「やれやれ」そんなハプニングも笑いにかえて今日は早じまいになった。 おかげでぽっかりと空いた午後をふたりでお昼寝をしてのんびりと過ごす。
明日は海苔の二回目の出荷日。なんだか娘を嫁に出すような気分だった。
どうか順調に、そればかりを祈り続けていたけれど 何事もなるようになるのだなってつくづく思ったりするのだった。
一生懸命に頑張ってそれが報われれば嬉しいけれど それが決して当たり前の事ではないのだといつも思っている。
じゅうぶんだとおもうきもち。それが感謝の気持ちとなって心が癒されるものだ。
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