あっという間に四月も半分を過ぎてしまった。 毎日が駆け足のようでいてほっとくつろげる時間もちゃんとある。 それがほんの5分であってもすごくすごく癒されている自分がいた。
今週はありがたいことに孫三昧をさせてもらっている。 娘婿が1週間の出張で留守のため娘と綾菜が1日おきに来てくれるのだ。 それはそれはにぎやかで嬉しい悲鳴をあげているじじとばばであった。
いつも私と一緒にお風呂に入る綾菜。もう自分で服も脱げるようになった。 はだかんぼうの天使がお風呂ではしゃぐ声が家中にこだまして響いている。 ちゃっぷちゃっぷとしあわせな音。お湯のかけあいっこをして二人で遊ぶ。
昨夜はとんだハプニングもあって一歩間違えたら大惨事になるところだった。 私が顔を洗っている時に綾菜が湯船にうつ伏せになってぽっかりと浮かんでいた。 それはほんとうに一瞬のことで幸いなことに少しお湯を飲んだだけで無事に助け出す。
娘には散々叱られたけれど、後になってみればそれも笑い話になってくれる。 けれどもたとえ一瞬でも目を離してはいけないのだなと深く反省をする。 何事もなかったようにケロッとしている綾菜にどんなにか救われたことだろう。
明日はまた来てくれるかな。ばあちゃんと一緒にお風呂に入ってくれるかな。 晩御飯は何にしようかしら?もう明日のことで頭がいっぱいになっている。
ずっとずっと日中は忙しくて独楽鼠のように動き回っている毎日だけれど 少しも疲れを感じずにいられるのは愛しい綾菜のおかげだと思う。
お大師堂で手を合わせながら今日も平穏無事に感謝する。
川辺には野ばらの花が咲き始めた。それはまるで天使の羽根のように。
|