母の日、山里の母には何もしてあげられなかったけれど 姑さんに好物のお赤飯や薄皮まんじゅうなどを届ける。 ほんとにささやかな物なのにとても喜んでくれて嬉しかった。
実はここしばらく姑さんの介護を免れていることもあって なんだかすごく後ろめたい気持ちでいっぱいになっていた。 せめて顔を見に行くだけでも少しでも話し相手になってあげれば そう思いつつも気が付けば心のどこかで姑を避けていたように思う。 このままではいけない。私はどんどん薄情な嫁になっていく。
そんな矢先の「母の日」に今日はずいぶんと救われたのだった。 笑顔にはきっと笑顔が返って来る。やっと清々しい気持ちになれた気がする。
お昼には娘たち一家が遊びに来てくれて「お母さん、いつもありがとう」 花屋さんで綾菜が選んでくれたというひまわり色のガーベラの鉢植え。 とても可愛い花でなんとも思いがけずに嬉しくてたまらなかった。
自分にも「母の日」ってちゃんとあるのだなと思ったり ひとって思いがけないことほど嬉しくて幸せな気持ちになるものだった。
ありがとうには「ありがとう」がこだまする。
こころはスキップをしながら笑顔の花をたくさん咲かせたような一日。
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