昨夜、圭人の初節句のお祝いを無事に終える。 じじもばばもひとつの務めを果たし終えたとただただほっとするばかり。
15名ほどの小宴だったけれど、それはにぎやかで楽しい宴だった。 お嫁さんのご両親もとても喜んでくれてほんとうに良かったと思う。
泣き顔しか知らなかった圭人も昨夜はご機嫌でよく笑う。 「あう、あう」と声も出したりしてすっかり主人公になっていた。
圭人を抱っこしながら綾菜も気になる。ああ、二人の孫がいるのだな。 なんだか夢のように感じた。それが当たり前の事とはどうしても思えない。
うまく言葉に出来ないけれど、夢見心地とはきっとこんなことを言うのだろう。
なにもかもがありがたくてならなくて感謝の気持ちが込み上げてくる。 この幸せがずっと続きますように。ふっと不安になってしまいそうな幸せ。
そんな不安を打ち消すかのように私はこころのそこから微笑んでいた。 この笑顔が救ってくれる。ずっとずっと夢の続きを見せてくれるように思った。
「あした」は未来だとも言う。そんな未来でも私はきっと微笑んでいるだろう。
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