目覚めたら真っ赤な朝焼け、まるで空が燃えているようだった。 なんて綺麗なんだろうとうっとりしていたらすぐに小雨が降り始めた。
青空をもう何日も見ていない。夏のおひさまが恋しいこの頃。
明日はもう立秋らしい。「残暑」という言葉があまりも不似合に思える。
仕事から帰宅して夫と義妹と三人でお墓掃除に行っていた。 お盆にはまだ少し早いけれど、週末は大荒れになりそうなので 早目に済ましておくことにしたのだった。 「お盆には帰って来てくださいね」とみんなで手を合わす。
義父が亡くなってもう32年。ずいぶんと歳月が流れてしまった。
生きていればとよく思うことがある。 ひ孫の顔も見たかっただろうにあまりにも早い最期であった。
お盆には家族みんなが揃うことだろう。 義父もきっと喜んでみんなに会えるのを楽しみにしていると思う。
帰って来てくれる。それはとてもとても嬉しいことだった。
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