どんよりと曇り空。気温は高めで過ごしやすい一日。
立冬も近くなり木々も少しずつ色づき始める。
毎年楽しみにしていた山里の大きな銀杏の木が
なぜか夏の間に切り倒されてしまってとても寂しい。
今日のお遍路さんは3人とこれもまた寂しかった。
朝の国道で2人、山里で1人見かけただけだった。
今日は声もかけられずただただ旅の無事を祈るのみ。
帰宅して綾菜をお迎えに行った帰り道、道端の良心市でミカンを買う。
甘くて評判の良いミカンを二袋買って綾菜がとても喜んでいた。
昨日は小銭がなくて買えなかったのだ。「おかねないの?」と
心配していた綾菜が「あやちゃんのちょきんでかってあげる」と言って
それから「おばあちゃんごめんね」ってあやまるので
「どうしてあやまるの?」って聞いたら
「あやちゃんがいっつもおかしをかうけんおかねないがやね」って。
なんとも微笑ましい会話であった。だいじょうぶよあやちゃん。
今日はちゃんと小銭を用意していて良心市の箱の中に入れた。
「ここはおみせなが?どうしておみせのひとがおらんが?」と綾菜。
「ここは良心市言うてね、箱の中にお金を入れて買うがよ」と教える。
「りょうしんいち、りょうしんいち」新しい言葉を覚えて得意げな綾菜。
甘い甘いおミカンを美味しそうに食べる綾菜と芽奈の姿が嬉しい。
今日もこんなに穏やかな一日をこころからありがとさん。
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