雨が降ったりやんだり。冷たい雨でなくてよかった。
昨日母が退院したのだけれどまだ本調子ではなく
しばらくは自宅療養をするように言って聞かせる。
入院している間に10キロも痩せてしまったようだ。
どんなにかやつれていることだろう、とても気になっている。
会いたいような会うのがこわいようなちょっと複雑な気持ち。
薄情な娘は母の留守中の仕事をひたすら頑張ることしか出来ない。
今日のお遍路さんは7人。トンネルの中だったり帰り道だったり。
そうしてお大師堂で先日再会したばかりの青年にまた会うことが出来た。
お供え物のミカンやお菓子がやはりほとんど無くなっていた。
托鉢をしながらの日々だけれどおそらく所持金が底をついているのだろう。
なんとも憐れでならない。また母の気持ち、姉の気持ちになってしまう。
帰宅して大急ぎでおにぎりを持って行ってあげようと思ったのだけれど
今日に限ってご飯が少なくておにぎりが作れなかった。
コンビニへ走りお弁当とパンを買い求めまたお大師堂へ向かう。
ほんとはすごくおせっかいなことなのかもしれないけれど
一日だけでもおなかいっぱい食べさせてあげたかった。
連泊を希望する青年にすこし苦言も言ってしまう。
まるで「飴とムチ」のようなことを平気でしてしまうおばさんだった。
お参り仲間さん達の苦情も耳にしていてある程度のわきまえも必要かと。
青年は快くうなずいてくれたけれど、やはりとても心苦しいことだった。
若い時の苦労は買ってでもしろとよく言うけれど
今の苦労がいつかきっと報われる時が来るだろうと信じてやまない。
さらりさらり、今日も穏やかなまま大河は流れていた。
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