朝はかなり冷え込んでいたけれど日中は暖かくなる。
昼下がり仕事の手を止めて少しのあいだ空をみあげていた。
出棺の時間だった。「ごめんね、ゆるしてね」と空に手を合わす。
吹っ切ったつもりでも吹っ切れていない愚かな自分を感じる。
仕事帰り、以前は毎日のように買い物をしていたスーパーへ立ち寄る。
12日を最後に閉店するのだそうだ。やはり経営難のようだった。
閉店セールで混雑していたけれど、顔なじみの店員さんのレジに並んだ。
そうしてお別れの言葉を交わしあう。しんみりと寂しいけれど笑顔で。
それから街中の商店街に行って老舗の呉服屋さんへ寄ってみた。
綾菜にちょうど良いウールの着物が見つかって衝動買いをしてしまう。
予算よりもずいぶんと高かったけれど可愛い孫のためならなんのその。
しかし家に帰るなり娘から大クレーム攻撃を受けてしまった。
ネットオークションで良い着物があって今日落札したのだと言う。
わずか2500円だとか。それもほぼ新品だと言うからびっくり。
私の買ってきた着物は「あやに見せたらいかんよ」と叱られてしまう。
しょんぼりと呉服屋さんに向かう夕暮れ時、なんとか返品が叶った。
孫たちの物を買うときはやはり娘に相談してからにしなければ
ばあちゃん反省の出来事も、夜には笑い話になっていたけれど。
あれこれの一日だったけれど今日もありがとうございました。
今夜も穏やかさの毛布にくるまってぐっすりと眠りたいと思う。
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