| 2023年06月19日(月) |
愛することから始めたい |
最高気温が30℃を超え真夏の暑さとなる。
枯れ始めた紫陽花の憐れなこと。中心部分から茶色になっていく。
強い陽射しはスポットライトを浴びているように見えるが
雨の日の主役として最後まで演じようとしているのがわかる。
紫陽花は枯れても死にはしない。地にしっかりと根を張り生きる。
誰かの思い出にもなり得るだろう。あれは紫陽花の季節だったねと。

職場に着くなり気分がまた酷く落ち込む。
原因はいったい何だろう。自分で分かれば世話はない。
仕事に集中出来なくなり仕方なく煙草に火を点けてしまった。
なんと不味い煙草だろうと思いつつ立て続けに吸ってしまうのだ。
吸う度に後悔する。自分を全く制御することが出来ない。
これはもう限界だと思い禁煙外来の看護師さんに電話してみた。
そうしたら午後にでもすぐ来るようにと言ってくれた。
藁にも縋る思いである。助けて欲しくてたまらなかったのだ。
医師は優しい笑顔で「よく来てくれましたね」と。
看護師さんも親身になってくれて決して私を責めようとはしない。
禁煙外来ではありながら内実は心療内科と同じであった。
絶対に禁煙しようと自分にプレッシャーをかけないこと。
上手くいかなくても自分を追い詰めないこと。
「ぼちぼちで良いのですよ」と宥めるように声を掛けてくれた。
私のような患者はめったにいないそうで
平然と元の木阿弥になる人が多いのだそうだ。
そんな人は途中で診察を放棄してしまうらしい。
私はそれだけは避けたいと思う。とにかく最後までやり遂げたい。
もしそれで駄目だったらまた一から始めてみるつもりである。
今日は精神的にとても救われた一日だった。
くよくとよ思い詰めても何も変わらないのだと思う。
いくら自分を信じていてもその自分に裏切られる時もある。
だからと言って憎んではいけない。
むしろ自分を守り愛することから始めたいと思う。
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