午前四時、不思議なことに虫の声が聴こえた。
コオロギなのか鈴虫なのかとにかく秋の虫なのである。
季節外れであるがしんみりと風情を感じたことだった。
そのことを詩に書いてみたがどうもしっくりと来ない。
なんとなく後味が悪いのだ。書かないほうが良かったのか。
キツツキのようにこつこつと壁を叩き続けているのだろう。
諦めたらそこでお終いだと思うと焦りを感じずにいられない。

朝からけい君を預かっている。息子は友達と徳島へ遊びに行った。
なんでもプロレス観戦なのだそうだ。息子とプロレスが結びつかず
とても意外に思えたが絶好のストレス解消になりそうである。
「息抜き」はとても大切である。特に今の息子には必要なことだと思う。
午後、サーティーワンのアイスが食べたいと言うので連れて行ったが
すごく高くてびっくりした。レギュラーサイズで390円もする。
コンビニのアイスなら2個も買えるのにと思った。
夕飯は手作り餃子。あやちゃんとけい君も手伝ってくれる。
二人とも楽しそうな顔をしていてほっと嬉しかった。
焼いている時に見分けがつかない。二人とも上手な証拠である。
けい君は7個。あやちゃんは10個くらい食べた。
遊びに行っていためいちゃんが帰って来てご機嫌斜めとなる。
食卓のめいちゃんの席にけい君が座っていたのが嫌だったそうだ。
私たちの配慮も足りなかったが全員が揃うことはないと思っていた。
今後のこともあるのでけい君専用の椅子を準備した方が良いだろう。
気を遣うことも多いがけい君に肩身の狭い思いをさせてはいけない。
伸び伸びと自由にさせてやりたいが結構むつかしいことであった。
今日思いがけなかったことは、あやちゃんが私のSNSのアカウントを
教えて欲しいと言って来たことだった。
「おばあちゃんは詩を書きよるけん」と念を押してから教えた。
決して楽しい発信ではないけれど読んでくれるのだろうか。
思春期の少女の心にも伝わるような詩が書けたら良いなと思う。
発信はあくまでもエゴであってはいけないと思うのだ。
詩は希望でなくてはならない。誰の心にも届く言葉を書いて行きたい。
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