雨のち晴れ。午後7時になろうとしているがまだ青空が見えている。
カラスがそろそろ山へ帰るのかのどかな鳴き声が耳に心地よい。
高知県西部の雨は大したことはなかったが
九州では線状降水帯が発生し各地に被害をもたらしたようだ。
梅雨が完全に明けるまではまだまだ油断が出来ない。
災害がある度に明日は我が身だといつも思っている。
先日、高知市内に住む友人から同窓会の知らせがあった。
せっかく知らせてくれたのに悪かったけれど
迷うこともなく即答でお断りさせてもらった。
今までは何度か出席させてもらったがもう無理だと思うのだ。
痛い足を引き摺りながら列車に乗って行く自信もなく
一泊二日となればホテルの予約もしなければならない。
そんな経済的な余裕もなく今の自分には考えられないことだった。
それとどうしたことか懐かしい友人たちに会いたいと思わないのだ。
心のどこかで投げ遣りになり「もういいかな」と思っている。
そうして最後に会った日のことを思い出しては
「冥途の土産」もじゅうぶんに揃ったと納得している自分がいるのだ。
偏屈なのかもしれないけれどずばっと断ち切ったような心地よさがある。
もしかしたら精神的な断捨離なのかもしれない。
私の人生長くてあと20年だろうか。百歳まで生きようとは思っていない。
思い残すことが沢山あるようにも思うがきっと最後には
「もういいかな」と納得するのではないだろうか。
何かに執着すること、しがみつくことは見苦しいと思う。
以前にもここに書いたがとてもみっともないことなのだ。
だからなりふり構わず醜態を晒すのもいいかげんにしなければいけない。
午後8時になった。やっと薄っすらと夜らしくなる。
今夜は満月なのだそうだ。
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