二十四節気の「小暑」いよいよ本格的な夏である。
もうすぐ梅雨明けも近いことだろう。
「七夕」でもあるが生憎の曇り空で天の川は見えそうにない。
けれども一年に一度の逢瀬はきっと叶うのに違いない。
天の川の橋渡しをするのがカササギだと初めて知った。
私は今までずっと舟で渡って行くのだと思い込んでいたのだった。
さてカササギとはどんな鳥なのだろう。ネットで調べてみたら
思いがけずに黒い鳥でなんだかロマンを感じられないのだ。
鶴のように白く美しい鳥の方が良かったように思うがどうなのだろう。
カササギはカラスの仲間らしくよく似ているがお腹の部分だけ白い。
そうか、おまえがカササギなのか。なんとなく納得がいかない。
若い頃のように恋でもしていれば七夕の夜には切なくなり
「あのひとに会いたい」などともの思うだろうけれど
全く持ってそんな切なさの欠片もないのである。

夫がぎっくり腰になってしまって難儀している。
少しは動けるが随分と不自由なようだ。
出来ていたことが出来なくなりあれこれ手助けをしているが
ふと「老々介護」のことが頭を過ったのだった。
私も足が不自由なのでテキパキとは動けなくて辛いけれど
それ以上に夫は辛いのではないかと気遣わずにはいられない。
ようはどちらが手助けを必要としているかなのだろう。
少しでも動ける方が世話をしいわゆる介護をしなければいけない。
今は娘達と暮らしているから助けてもらうことが出来るけれど
もし夫婦二人暮らしだったらと思うと不安でいっぱいになるのだった。
日頃から夫を頼りにしているだけによけいにそう思うのだろう。
ぎっくり腰は度々のことなので二人とも慣れてはいるけれど
他の病気や怪我で寝たきりになったりしたらどうすればいいのだろう。
たちまち窮地に立たされパニックになってしまいそうだった。
10年後、20年後のことは何も分からない。
生きているだけでじゅうぶんなのかもしれない。
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