おおむね晴れ。日中はほぼ真夏日となる。
山里では法師蝉が声を限りに鳴き赤とんぼが飛び交っていた。
今年も高知県芸術祭文芸賞の締め切りが近づいており
先日から書き始めていた詩をやっと完成させた。
私の場合一気に書き上げてしまうことが多いが
賞等に応募する時は推敲に推敲を重ねる。
そうして出来上がった詩を何度も朗読してから納得するのだった。
自信はあるようでない。とにかく送り届けようと思う。
29日の締め切りぎりぎりなので速達便で送った。
「駄目で元々」と云う言葉があるが駄目なら振り出しに戻るのだろう。
そうしてまた努力をし機会があれば挑戦をし続けて行く。
しかし私の場合は駄目ほど落ち込む。失意のどん底なのである。
夢も希望も失くしてしまうことはけっこう簡単なことなのだと思う。
入選発表は11月上旬とのこと。嘆く準備はとっくに出来ている。

今朝は職場に向かっていたらけい君の担任の先生から電話があった。
今日はお弁当が要る日でけい君が持って来ていないと言う。
息子はすでに仕事中らしく連絡が取れないので私に掛けてきたようだ。
私も職場に着く寸前で今更家に帰ることは出来なかった。
どうしようかとあたふたしていたら先生から助言があり
家庭の事情でお弁当を持参出来ない子も居るのだそうだ。
コンビニのパンでもおにぎりでも良いのですよと言ってくれる。
そうなればもう夫に頼むしかないと思ったのだが
ふと娘が休みではないかと思い電話してみたらOKを貰えた。
娘も心配してくれて「本当にコンビニで良いの?」と言ってくれたが
これもけい君の試練だと思って娘に届けてもらうことにした。
クラスのお友達がみんなお母さんの作ってくれたお弁当を
嬉しそうに食べている姿を見るのはきっと辛いだろう。
そこを「僕はボク」と思って受け止めて欲しいと思うのだ。
無い物は無いのだし、出来ないものは出来ないのだから。
完全な父子家庭になって2ヶ月が過ぎた。
息子が夜勤の夜にはけい君一人で夜を明かしているそうだ。
それがどれほどの成長だろう。随分と逞しくなったと思う。
息子はこれまでもう十分に苦労をしてきたはずである。
けい君も寂しい思いをいっぱいしたけれど
助け合って支え合ってこの先の未来を歩んで欲しいと願って止まない。
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