しとしとと雨の一日。肌寒くいかにも秋の雨らしかった。
血圧が高くても自覚症状はまったく無いのだけれど
まるで病人のように一日中寝てばかりいた。
眠気はやはり異常で朝の7時からもう眠くてたまらない。
9時まで寝てよっこらしょと起きて買物に行く。
酒類や洗剤など重くて杖を付きながらでは大変である。
ショッピングカートにしがみついているうちはまだ良いが
車に積み込む時にはとても難儀であった。
帰宅しても車から下ろせず夫の助けが必要である。
その時どうしてぶつぶつ文句を言うのだろうといつも思う。
黙って手を貸してくれたらどんなに有難いことだろうか。

お昼は温かい蕎麦。天かすもとろろ昆布も入れてとても美味しい。
これから寒くなるので週末の楽しみになることだろう。
食べ終わり茶の間でテレビを観ていたがまた眠くなった。
寝室に行き本格的に寝る。ぐっすりと3時間ほどだったろうか。
高血圧と云い、異常な眠気と云い身体の変調を感じるが
病院へ行ってももう相手にしてくれなくなった。
病院を代わりたいと夫に相談したら「いいかげんにしろ」と叱られる。
しばらく様子を見るしかないが死んでしまったら元も子もない。
まあそう簡単に死ぬつもりはないが不安なのは仕方ないことだ。
夕食後、娘夫婦が台所の換気扇の下で煙草を吸っていた。
まるで深呼吸をしているようで心地よさそうに見える。
私はとにかく我慢するしかない。それが大きなストレスであった。
家での喫煙を止めてから急に血圧が高くなったのだが
医師は笑い飛ばして「太ったからだ」と云って聞かない。
眠気も同じくであるが医師は全く聞く耳を持たなかった。
だからと云って家での喫煙を再開するつもりはない。
やっと止めることが出来たのだ。どれほどの苦労だったか。
もう9ヶ月が過ぎた。
あの気が狂ったような子豚のことを憶えているだろうか。
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