ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2023年10月17日(火) 無名のあがき

今夜は三日月。今にも折れてしまいそうな月だ。

か細いものを見るとなんとなく切なくなるのは何故だろう。

誰かのこころのカタチに似ているのかもしれないと思う。


3日程前からSNSにまた短歌を書き始めた。

最初は黄昏時にふっと浮かんだのだったが

どうやらその時間帯が一番しっくりと来るようである。

明くる日も書いてみる。そうして今夕にもまたひとつ。

これからも続けられる限り書いてみようと思っている。

もしかしたらまた同人誌に復活出来るかもしれない。

活字にして残すことが出来たら救われるような気がするのだ。


詩は松下育夫氏の通信教育に10月分として送信した。

怖れ多い気もしているが読んで頂けるだけで十分である。

先月は「良い詩だ」と感想を頂きなんと嬉しかったことだろう。

所詮は無名のあがきであるが無名だからこそ書ける詩があるのだと思う。





仕事を終えて帰り道に逆打ちのお遍路さんに会った。

逆打ちだと正面からはっきり顔が見えるのだった。

外国人の若い女性で金髪をなびかせながら颯爽と歩いている。

咄嗟に窓から手を出し思いっきり振っていた。

そうしたらしっかりと気づいてくれて手を振り返してくれる。

その時の満面の笑顔が今も心に残っている。

ほんとうに一瞬の出会いではあるがこれも一期一会であろう。

声を掛けることは出来なかったが心の声はきっと届いたと思う。





夕飯はあやちゃんの好きな物ばかり。

別に機嫌を取ろうとしているわけではないが自然とそうなってしまう。

エビフライ、餃子、胡瓜と若布とタコの酢の物。

エビフライと餃子は揚げるだけ焼くだけの手抜きであった。


やはり今夜も家族が食べ終わってから一人で食べる。

寂しそうに見えるが本人はそれが気に入っているようだった。

「要らぬ口出しをしたらいかん」娘からは強く言われている。

ついつい顔色を窺う癖が付いてしまってちらりちらりと見てしまう。

本当は声を掛けてもいけないのだが「おいしいかね」と訊ねた。

「うん、おいしい」その一言で私は舞い上がってしまうのだった。


時が解決してくれるのかもしれない。いつまでもは続かないと思うが

なんだか長いトンネルの中で迷子になってしまったような気がする。

それはあやちゃんも同じなのではないだろうか。


出口のないトンネルはない。そこには秋の青空が広がっているだろう。


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