明け方から冷たい雨。真冬なら雪になっていたことだろう。
全国的に今季一番の冷え込みだったようだ。
日中も気温が上がらず一日中暖房のお世話になっていた。
今朝は血圧がびっくりするほど高い。
おろおろしていたら夫が「気にしたらいかんぞ」と声を掛けてくれた。
寒いからだと言う。そうかそんなもんかと気が楽になった。
夫も高血圧の治療をしているが家では一切血圧を測らない。
だから当たり前のように全く気にならないのだそうだ。
私はそうはいかない。毎朝毎晩測らなければ気が済まないのだ。
神経質な性格は父に似たのだろうと思う。
ストレス性の胃炎も父と同じであった。
ちなみに父方の祖父は胃がんで亡くなっている。
父の死因は明らかではないがおそらく食道がんではなかっただろうか。
病院へ連れて行ってやれなかった事が未だに悔やまれてならない。
明後日が命日。もう20年もの歳月が流れた。

今日も2時間の残業。もう慣れてしまって苦にはならないが
必死の思いで義父のペースに合わせている。
来客があれば長時間話し込む。電話も一時間は日常茶飯事だった。
義父の手が空いてからやっと一緒に仕事が出来るのだった。
車検が二台。一台は不適合で再修理が必要となる。
同僚は大型車と格闘しており全く余裕が無い有り様であった。
何事も順調にとはいかない。また胃がきりきりと痛みだす。
ふっと母は見ているだろうかと思った。
きっとはらはらしていることだろう。心配をかけて済まない。

寒い日だったので夕飯は水炊きにした。
いつもより遅い時間だったので半額になっているだろうと期待する。
鮮魚売り場へ行ってがっくり。鍋物用の魚はすべて定価だった。
仕方なく鯛を買う。6百円だったのでそう高くはない。
調理済みなのが有難い。鍋に放り込めば良いのだ。
後は牡蠣と魚のすり身を買った。鶏肉は家の冷凍庫にある。
水炊きはポン酢で食べるのが習いだが、我が家は大根おろしを入れる。
先日搾ったばかりの柚子と頂き物の直七を搾った。
お醤油を加え刻み葱と唐辛子でそれは美味しいタレが出来る。
ぐつぐつと煮えたところでさあ食べようとなったが
私は無性にご飯が食べたくてたまらなかった。
水炊きには殆ど箸を付けず大盛ご飯に蕪の千枚漬け。
沢庵もポリポリ食べてお腹がいっぱいになってしまった。
夕食後は日課の短歌を唸る。
大した短歌でもないのに「いいね」のなんと有難いことだろう。
お目汚しばかりで本当に申し訳なく思っている。
階下へ降りたらあやちゃんが笑顔で水炊きを食べてくれていた。
一日の疲れが一気に癒されていく。
あやちゃんありがとうね。もうそれ以外に言葉の見つからない夜だ。
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